アスペルガー症候群(ASD)による人間関係トラブルを改善には慈悲

アスペルガー症候群(ASD)による人間関係トラブルを改善するには慈悲を育む

「アスペルガー症候群(ASD)」は、どうすれば改善や対策ができるのか。
中でも人間関係におけるトラブルを、どうすれば回避できるようになるのでしょうか?

以下、説明をいたしますが、結論を先に言いますと、
「ハート、慈悲、思いやり等」を身につけ、豊かにして、表現するようにすることです。
で、このことはごく普通の人にも当てはまる、全ての人に当てはまる真理でもあります。

アスペルガー症候群の特徴とは?

最近言われている「アスペルガー症候群」。
ASD(自閉スペクトラム症)として分類される気質傾向です。

ASDは「発達障害」と言われています。
「アスペルガー症候群」の特徴としては

◆言語外の情報を感じるのが苦手かできない
・空気を読むのが下手かできない
・相手の気持ちや意図を感じるのが苦手かできない
・「暗黙のルール」を感じるのが苦手かできない
・相手の声の調子や表情、身振り・手振りから意図を読むのが苦手かできない

◆独自の言葉の使い方・理解の仕方がある
・言葉の使い方が独特(難解な言葉や独特な言い回しを日常会話で使う)
・読書において行間を読むことが苦手かできない
・相手の言葉を文字通り額面通りに受け止めてしまう
・ユーモア、お世辞、皮肉がわからない
・言葉を理解する認知に偏向が強い(自分フィルターが強くかかる)
・勘違い、歪曲した理解、思い込み、誤読が多い

◆融通の利かない硬直したメンタリティ
・決められた手順やスケジュールにこだわる
・新しい状況や予想外の出来事への臨機応変な対応が苦手かできない
・想定外のことに直面すると不安になったりパニックになる
・手先が不器用、動作が鈍い(固い)印象、運動が苦手、姿勢が悪い

◆特定の五感が鋭敏過ぎるか鈍感過ぎる
・特定の五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)が鋭敏過ぎるか鈍感過ぎるのがある
・視覚過敏・・・明るい部屋、太陽の光が眩しく感じて嫌がるか無頓着。
・聴覚過敏・・・大きな音、ある周波数に過敏に反応し嫌がる。あるいは無頓着。
・嗅覚過敏・・・香水やタバコの匂いに過敏で大変嫌がる。あるいは全く気にしない。
・味覚過敏・・・いつも同じ食事を摂る偏食傾向。新しい食べ物が苦手。味覚音痴。
・触覚過敏・・・慣れた肌触りを好む。毎日同じ服を着る。反対に触覚が鈍い。

こうした傾向があるとされています。
「アスペルガー症候群」も一つの個性といえば個性になりますが、
・他人への共感が乏しい
・他人との意思疎通がスムーズにできない
・強いこだわりやマイルールがある

といった傾向があるため、社会性や人間関係においてはトラブルが多くなります。

その結果、
・対人関係が苦手
・コミュニケーションに障害が出てくる
・挨拶をしても挨拶を返さない(ヤル気のない返事をする)、
・相手の話にうなずかない

ということが起きて、対人関係では何かと苦労がでてきます。

アスペルガー症候群(ASD)」の共感障害

「アスペルガー症候群(ASD)」もいろいろと言われていますが、器質的要因にも基づいていますので、改善したり治すのは困難ではないかと思います。

また「アスペルガー症候群(ASD)」が問題となるのは
・対人関係
・コミュニケーション

になります。
ですので「対人関係」と「コミュニケーション」に支障が出てこないようにしていくことが要になります。

で、「アスペルガー症候群(ASD)」における「問題の本質」は、「ハート、慈悲、思いやり等」の発露の欠如だったりします。

「ハート、慈悲、思いやり」が乏しいので、「共感障害」が生じます。「ハート、慈悲、思いやり」が欠けてるか弱いから、「問題」や「悩み」になったりします。
意外とシンプルだったりします。

アスペルガー症候群(ASD)」問題の本質は慈悲の発露の乏しさ

「ハート、慈悲、思いやり等」があると、それが「たのしい感じ」「許せちゃう」「笑い」「愛嬌」「かわいらしさ」といった受け止め方をされて、また「それって個性だよな」と受け止められて、問題となりやすいアスペルガー的な器質を、問題にさせにくくなります。

また「ハート、慈悲、思いやり等」の働きによって、「自分をも許せる」ことができるようになります。
ここがポイントです。

で、このことは、ごく普通の人でも意識していることだったりします。
アスペルガー症候群(ASD)では、意識が内向化しているため、このようなことが大事であることに気づきにくい、自覚しにくい傾向があります。

そもそも「ハート、慈悲、思いやり等」は、エネルギー的にみれば「外側に広がる」性質があります。ところがアスペルガー症候群(ASD)では、エネルギーが「自己の内部に向かう」傾向があります。そのため、アスペルガー症候群(ASD)の方は、「広がるエネルギー」、つまり「ハート、慈悲、思いやり等」を感じにくい傾向があります。
またその大切さに気づきにくい、自覚しにくい傾向もあります。

で、こうした結果、「ハート、慈悲、思いやり等」そのものが欠けたパーソナリティに、ますますなってしまいがちだったりもします。

ここに「アスペルガー症候群(ASD)」が引き起こす人間関係やコミュニケーションの悩みや問題の本当の原因があります。
「アスペルガー症候群(ASD)」的な気質等は、変えることは難しいでしょう。
しかし「ハート、慈悲、思いやり等」は、誰でも後天的に身につけることができます。しかも、後述しますが、何度も何度も練習して身につけていく性質だったりもします。

なのでアスペルガー症候群(ASD)の方は、「ハート、慈悲、思いやり等」の大切さと、その習得を意識するようにして励んだほうがよくなります。またこれが「特効薬」になります。

慈悲は全ての人にとって必須の心

人は完全ではないんですね。
だから人は誰でも「ハート、慈悲、思いやり」が足りないと、人間関係やコミュニケーションに障害や悩みは生じます。

反対に豊かであったり、自然であると、人から愛され、人間関係も円滑になります。
これが真実なんですね。
これが真理なんです。
コミュニケーションや人間関係をよくする秘訣は、この一点に集約されてきます。

「ハート、慈悲、思いやり等」がポイントなわけです。
周囲から許される、愛される人になることは、アスペルガー症候群(ASD)に関わらず、誰であっても、人間関係やコミュニケーションを良くし、スムースにしていくポイントになります。

くどいようですが、「ハート、慈悲、思いやり」が大事なことは、アスペルガー症候群(ASD)に限らず、ごく普通の人にとって必須になります。

ごく普通の人であっても、「ハート、慈悲、思いやり」が欠けていると、コミュニケーションや人間関係において、何かとトラブルを引き起こします。
そういうことなんですね。

コミュニケーションや人間関係を円滑にする秘訣は、
「ハート、慈悲、思いやり」ということですね。

「慈悲、思いやり等」が特効薬になる理由

「ハート、慈悲、思いやり等」が、アスペルガー症候群(ASD)に限らず、すべての人にとって効果があり優れたエッセンスであることは、おわかりいただけたのではないかと思います。

そこで「ハート、慈悲、思いやり等」が、何故、特効薬になり得るのかについて、もう少し掘り下げてみましょう。

結局、「ハート、慈悲、思いやり等」は、
・人間関係における温かさ、やわらかさ、喜び、楽しさの「源」だから
・人は「ハート、慈悲、思いやり等」が大好きだから
・「ハート、慈悲、思いやり等」は霊性の次元であって、叡智が発動し、
空気を読むなどの言語外に認識ができるようになるから
・「ハート、慈悲、思いやり等」は、幸せの源泉である「徳」でもあるから

ということだからですね。
「ハート、慈悲、思いやり等」には、こうした性質があります。
要するに「しあわせ」「ハッピー」の源が「ハート、慈悲、思いやり等」ということなんですね。

ですので、もしアスペルガー症候群(ASD)の人が、「ハート、慈悲、思いやり等」に開かれて、それを体得できるようになると、最初に挙げた「アスペルガー症候群(ASD)」の特徴は、「問題」にならず、むしろ「個性」となって、周囲に認められ受け入れられるようになります。

で、これがアスペルガー症候群(ASD)の人の着地点の一つになります。
社会におけるコミュニケーションや人間関係をスムースにし、円滑にしていくことができる現実的な対処方法の「特効薬」になります。

アスペルガー症候群は慈悲の欠如と内向化する気質

「アスペルガー症候群」は、「ハート、慈悲、思いやり等」を欠如した有り様が、「自己の内側」に向かいます。

この結果、常にどこか冷めた感じでクールになり、「ハート、慈悲、思いやり等」を欠いた表情や反応が出てくるようにもなり、
・挨拶をしても挨拶を返さない(ヤル気のない返事をする)、
・相手の話にうなずかない
といった「アスペルガー症候群」特有の「共感障害」がみられるようになります。

ちなみに「サイコパス(反社会性人格障害)」は、「ハート、慈悲、思いやり等の欠如」が、外側へ向かいます。

その結果、いじめ、攻撃、傍若無人な態度、反社会的行為、犯罪となって表れます。
「アスペルガー症候群」として言われている最初に挙げた特徴は、つまるところ「共感障害」を引き起こします。

空気が読めない、相手の気持ちを察せない、「暗黙のルール」がわからない、行間が読めない、言語外の情報をくみ取れない、変な言葉の使い方をする、言葉を額面通りに受け止めてしまう、ユーモアがわからない、認知に偏向がある、歪曲した理解や思い込みが多いといった傾向は、器質とも関係していますので、改善が難しくなるのではないかと思います。

そこで改善が困難な器質を「改める」のではなく、これらの器質が「問題にならない」アプローチがポイントになってまいります。

アスペルガー症候群(ASD)によるトラブルを改善する新しい方法

「アスペルガー症候群(ASD)」がもたらす「人間関係」「コミュニケーション」のトラブルや問題を、緩和させたり、改善できるポイントについては先述した通りです。

では、具体的となると、次の2点です。

1.ハート・慈悲
2.あるがまま、いまここ、プレゼンス

この2つの方法を併用するのが、「人間関係」「コミュニケーション」にトラブルや問題を引き起こさないおすすめのやり方になります。

ハート・慈悲を感じ身につける

まずおすすめなのが「ハート・慈悲」を感じられるようになって、身につけることですね。

アスペルガー症候群(ASD)という状態は、遺伝性もあるのではないかと思います。

けれども「ハート、慈悲、思いやり等」が欠けてしまっている有り様が、自己の内面に向かい(それ故に自閉症スペクトラムと言われる)、理知・知性に偏りすぎてしまい、なおかつ強調されている状態とも言えるのではないかと思います。

このことが
・ハート、慈悲、思いやり等が欠けている
ということとなって出ている有り様でしょう。
このことが根っこの根っこにあります。

で、「ハート、慈悲、思いやり等が欠けている」ので「共感障害」が起きるんですね。
他者に共感共鳴ができなくなります。

そこで、
1.「ハート、慈悲、思いやり等」が欠けていることに気づく
2.「ハート、慈悲、思いやり等」の無さが、自己の内部に向かっていることに気づく
3.こうした傾向を「自覚」した上で、「ハート、慈悲、思いやり等」を感じるようにする
4.「ハート、慈悲、思いやり等」を表現するようにする

といったことをすると、アスペルガー症候群(ASD)によるコミュニケーション・トラブルは、かなり回避され、問題にならなくなると思います。

ちなみに「ハート・慈悲」を身につける方法は、こちらの記事をご覧になってください。

ハートの瞑想(慈悲の瞑想)のやり方~ハートを全方位に広げる

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あるがまま、いまここ、プレゼンスに生きる

ハート・慈悲と並行して、あるがまま、いまここ、プレゼンスに生きることもおすすめです。
あるがまま、いまここ、プレゼンスは、全部同じことをいっています。
ハート・慈悲も、実は、あるがまま、いまここ、プレゼンスと同じことだったりします。

ですので「ハート・慈悲」であるか、「あるがまま、いまここ、プレゼンス」であるか、いずれかができるようになればOKだったりします。

「あるがまま、いまここ、プレゼンス」とは、今起きていることを、そのまんま受け止める有り様をいいます。

人が悩み、苦しむのは、外界の反応に対して、それに意味づけ、価値などを入れて、色づけしてしまうからなんですね。

しかし、子どものときのように、意味づけや価値を持たずに、そのまんま見たり聞いたりしていれば、別段、問題や苦悩にもならなかったりします。人の苦しみや悩みは、身体に基づく痛みがほとんどになってしまいます。

しかし、起きていることへの意味づけや価値を入れるようになると、そこに分別、差別などを感じて、劣等感、嫉妬、ねたみ、そねみ、うらやましがるなどの破壊的な感情が生じるようになります。

アスペルガー症候群(ASD)の場合は、こうした「負の情緒の強さ」もあることが指摘されていますので、「あるがまま、いまここ、プレゼンス」であることは必要な有り様になってきます。

ちなみに「あるがまま、いまここ、プレゼンス」のことは、こちらの記事を参考にしてみてください。

自己肯定感を高めるマインドフルネスで結果的に自分が変わる

無条件の愛は能力を高める作用がある

パーソナリティ障害の本質も「ハート・慈悲」の欠如が原因

ということでして「アスペルガー症候群(ASD)」におけるコミュニケーションや人間関係のトラブルを緩和したり改善する具体的な方法を述べてみました。

ところで「ハート、慈悲、思いやり等」の欠如は、アスペルガー症候群(ASD)のみならず、近年言われている「パーソナリティ障害(人格障害)」の原因にもなっています。

近年言われている「人格障害」とは、その本質には「ハート、慈悲、思いやりの欠如」です。

といいますか、「ハート、慈悲、思いやり等」がうまく機能していないから、「パーソナリティ障害(人格障害)」とカテゴライズされてしまっています。

もし「ハート、慈悲、思いやり等」が機能し、発動するようになれば、「パーソナリティ障害(人格障害)」と呼ばれなくなります。
代わりに「個性」となります。

何故、そう言い切れるのか?
また、何故、「アスペルガー症候群(ASD)」が引き起こす問題の特効薬になり、「パーソナリティ障害(人格障害)」と呼ばれなくなるのか?

それは上記にも書いた通りです。
「ハート、慈悲、思いやり等」は、霊性という次元にあり、ここは「幸福」「ハッピー」の源だからです。

人は「ハート、慈悲、思いやり等」が発動し、発露するようになれば、誰でも「しあわせ」になります。幸福感がでてきます。

慈しみの心がそなわってくると必ず幸せになり人からも愛されるようになる

仏教では「ハート、慈悲、思いやり等」を「慈しみの心」ともいっています。
「慈しみの心」がもたらす効果や効能は絶大です。

【究極の成功法則】無条件の愛・慈しみの心(慈悲)がもたらす驚くべき11の効果

「慈しみの心」による効果効能に「人から好かれる。人間関係・家族関係・夫婦関係がよくなる。よい友達ができる。いじめ・ストーカーに遭わなくなる」というのがあります。

「慈しみの心」のパワーは絶大なんですね。
だから、「ハート、慈悲、思いやり等」が「アスペルガー症候群(ASD)」や「パーソナリティ障害(人格障害)」を緩和させたり改善させる特効薬であり、おすすめというわけなんですね。

「アスペルガー症候群(ASD)」や「パーソナリティ障害(人格障害)」の傾向がある方は、「慈しみの心」「ハート、慈悲、思いやりなど」を、人一倍、身につける課題が、天より与えられているのかもしれませんね。

ご参考になれば幸いです。

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