ロシアのウクライナ侵攻。話題になっていますね。ロシアがウクライナを攻撃していると。しかし何かひっかかるんですよね。
そもそもウクライナは、元々旧ソビエトに属していましたからね。
そんなウクライナでは、今から17年前の2004年に「オレンジ革命」が起きています。これは旧ソビエトの社会主義体制から脱却する「民主化運動」として報道もされています。しかし本当は「反プーチン運動」だったといいます。
そのプーチンは、2000年から、ロシア国内で経済界を牛耳っていた「オリガルヒ」というユダヤ系新興財閥を排除しています。ウクライナの「オレンジ革命」は、そんなプーチンに反撃を加えるための運動というのは筋が通りそうな。
で、現在のウクライナの大統領は、元コメディアン。コメディアンが政治に精通しているとは思えません。人気投票で大統領になったのでしょう。で、政治を知らない大統領には必ず補佐役はブレーンがいます。
で、そんな元コメディアンは、オリガルヒのイーホル・コロモイスキーと密な関係であるとか。このコロモイスキーは、ウクライナの軍事、メディアなどを総支配している富裕層。なんかきな臭いですね。
それと、NATOの同盟国。実は、冷戦後、確実に東欧に広まっています。ポーランド、チェコ、スロバキア、ルーマニア、ブルガリアも加盟。現在はロシアを囲む様相を呈しています。
冷戦期の1949年の創設時は、フランス、ベルギー、オランダ、デンマーク、ノルウェー、英国、米国、カナダ、ポルトガル、イタリア、ルクセンブルク、アイスランドの12か国がNATOに加盟。
冷戦後の1999年にチェコ、ハンガリー、ポーランド、2004年にエストニア、スロバキア、スロベニア、ブルガリア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、2009年にアルバニア、クロアチア、2017年にモンテネグロ、2020年には北マケドニアが加盟し、全30か国がNATOに加盟。
ロシアを包囲していることは明らかです。
これらの状況を踏まえると、別の姿も浮かび上がってきそうな。
本当にロシアが悪いの?ロシアが一方的に攻撃を仕掛けたの?
今ニュースでは、「ロシアが悪い」一色です。が、ほとんどは西側諸国がソース。
本当に鵜呑みにしていいのでしょうか?戦争の報道には注意をしたほうがいいと思っています。
過去を振り返ると、それが如実に浮き上がってきます。
2003年のイラク戦争。
イラクには「大量破壊兵器があるぅぅ!」とブッシュが声高に叫んで、イラクを攻撃したものの、結局、大量破壊兵器は無かったわけです。言い掛かりを付けての戦争。軍産複合体の兵器一掃セールスだったわけですね。金儲けの茶番劇。
で、2011年のリビア内戦。アラブの狂犬といわれた独裁者カダフィーを排除するために、NATO軍がリビアを総攻撃。カダフィーを殺害。この当時、カダフィーは「悪」、NATO軍は「正義」と報道。
けれどもカダフィーは、実は超福祉国家を実現していたんですよね。税金はなし、石油の利益を国民に還元、全国民に家を持たせるなど信じられないほどの福祉政策を実現。
そんなカダフィーは「ディーナ」というアフリカ統一貨幣を構想。しかしこれが中央銀行を支配する国際金融資本家達に目を付けられて成敗されたというのが、どうやら事の真相であるとか。
ひるがえって、現在のロシアとウクライナ。一方的にロシアが悪者扱いして、西側諸国は足並みをそろえています。
が、これは「いつか見た光景」。過去の戦争に関する報道を振り返ると、どうなのかなあ。
本当はロシアが仕掛けられたとか。で、「ロシア V S国際金融資本(グローバリスト)」。
もしかすると、ロシアとウクライナのゴタゴタも、コロナやワクチンと同じ構図なのかもしれませんね。なんかおかしい気もします。国際金融資本が絡んでいるのでは。
おそらく実態は、西洋諸国メディアが流す情報からはわからないと思います。しばらく静観しているほうがよさそうですね。
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