甲子園に出場する宗教高校ってどれくらいあるの?~宗教系野球の名門校&強豪校一覧

甲子園に出場する宗教高校

そういえば、甲子園には、宗教高校も実は数多く出場しています。ネットには、そういう情報も多く出回っていますね。便利な時代です^^;

◎高校野球の名門校や甲子園に出場するような強豪校で宗教系の学校を教えて
◎甲子園高校野球の宗教校ウォッチング
◎PL、天理、創価 新宗教母体の私立高校野球部はなぜ強いのか

これはすごいですね。結構、多くの宗教高校が出場していることがわかります。

仏教系、神道系、キリスト教系、新興宗教系。
バラエティに富んでいます。

優勝を目指して、各宗教で祀っている本尊なり祭神のお力の見せ所ってところでしょうか。
 

で、出場した高校のうち、何度も優勝している高校もあります。

  • PL学園(PL教団)/大阪・・・7回優勝
  • 天理(天理教)/奈良・・・3回優勝
  • 智辯和歌山(辯天宗)/和歌山・・・4回優勝

優勝を重ねている宗教高校は、全部、関西ですけどね。

甲子園に出場した宗教校一覧

で、上記のサイトを参考にして、ざっとまとめて一覧にしてみました。
ご紹介をば。

★甲子園に出場した宗教校
◎仏教系
◆浄土真宗西本願寺派・・・6校
【北海道】旭川龍谷(浄土真宗西本願寺派)
【岐阜】岐阜聖徳学園(浄土真宗西本願寺派)
【福井】北陸(浄土真宗西本願寺派)
【京都】龍谷大学付属平安(浄土真宗西本願寺派)
【広島】崇德(浄土真宗西本願寺派)
【佐賀】龍谷(浄土真宗西本願寺派)

◆浄土真宗大谷派・・・5校
【石川】小松大谷(浄土真宗大谷派)
【京都】大谷(浄土真宗大谷派)
【北海道】带点式谷(浄土真宗大谷派)
【北海道】北海道大谷室蘭(浄浄土真宗大谷派)
【愛知】豊田大谷(浄土真宗大谷派)

◆浄土宗・・・3校
【京都】東山(浄土宗)
【能本】鎮西(浄土宗)
【大阪】上宮(浄土宗知恩院派)

◆曹洞宗・・・7校
【北海道】駒澤大学附属苫小牧(曹洞宗)
【北海道】駒澤大学附属岩見沢(曹洞宗)
【栃木】青藍泰斗(曹洞宗)
【東京】駒澤大学高校(曹洞宗)
【東京】世田谷学園(曹洞宗)
【愛知】愛知高校(曹洞宗)
【愛知】豊川(曹洞宗)

◆臨済宗・・・5校
【山梨】富士学苑(臨済宗妙心寺派)
【静岡】常業学園橘(臨済宗妙心寺派)
【静岡】常葉学園菊川(臨済宗妙心寺派)
【京都】花園(臨済宗妙心寺派)
【兵庫】市川(臨済宗妙心寺派)

◆日蓮宗・・・2校
【京都】京都成章(日蓮宗)
【島根】立正大学湘南(日蓮宗)

◆真言宗・・・2校
【千葉】成田(真言宗智山派)
【和歌山】高野山(高野山真言宗)

◆天台宗・・・1校
【滋賀】比叡山(天台宗)

◆時宗・・・2校
【神奈川】藤嶺学園藤沢(時宗)
【神奈川】藤沢翔陵(時宗)
 

◎神道系
【栃木】國學院大學(神道)
【東京】國學院大學久我山(神道)
 

◎キリスト教系
◆カトリック・・・7校
【青森】八戸学院光星(カトリック)
【三重】海星(カトリック)
【滋賀】光泉(カトリック)
【長崎】長崎南山(カトリック)
【宮崎】日向学院(カトリック)
【宮崎】聖心ウルスラ学園(カトリック)
【長崎】海星(カリック)

◆プロテスタント・・・6校
【青森】弘前学院聖愛(プロテスタント)
【福島】聖光学院(プロテスタント)
【埼玉】聖望学園(プロテスタント)
【東京】桜美林(プロテスタント)
【兵庫】関西学院(プロテスタント)
【熊本】九州学院(プロテスタント)

◆聖公会:プロテスタント・・・2校
【埼玉】立教新座(聖公会)
【兵庫】神戸国際大学附属(聖公会)
 

◎新興宗教系
【大阪】PL学園(PL教)
【奈良】天理(天理教)
【東京】修德(天理教)
【奈良】智辯学園(辨天宗)
【和歌山】智辨学園和歌山(辨天宗)
【東京】創価(創価学会)
【大阪】関西創価(創価学会)
【東京】佼成学園(立正俊成会)
 

ご覧の通りです。
結構ありますね。

浄土真宗系が多い甲子園出場高校

で、浄土真宗系が多いですね。
「南無阿弥陀仏」と唱える国産仏教の一派です。

で、浄土真宗は、いくつかの派閥があります。
10派が代表的です。

で、そのうち最も多いのが西本願寺派。
続くのが大谷派。

甲子園出場の学校も、浄土真宗の勢力図と一致しています。これは興味深いですね。

禅宗系も多い甲子園出場高校

あと禅宗も多いですね。
禅宗は曹洞宗と臨済宗です。

ちなみに禅宗のうち臨済宗は、戦前の日本陸軍をはじめとした軍隊式教育・指導の原型となった宗教です。

臨済宗は、修行という名の暴力やいじめが横行するのが伝統です。暴力も辞さない大変厳しい軍隊式は、なんと禅宗(臨済宗)をモデルにしたものです。

どんだけ禅宗(臨済宗)が、厳しい指導をしている宗教なのかがわかるエピソードでもあります。

まさに「魁!男塾」の世界^^;

体育会系バリバリのど根性で、甲子園も頑張っているのかもしれませんね。

キリスト教系も目立つ甲子園出場高校

あと意外や意外。
キリスト教系の高校も多いですね。

甲子園高校野球とキリスト教というのは、どこかイメージ的に合いません。が、十字軍の遠征や魔女狩りといった過激な歴史も多々ありますので、もしかすると高校野球のような激しくぶつかる勝負の世界と水が合うのかもしれませんね。

新興宗教系は予想外に少ない

で、意外や意外で、新興宗教系はそれほど多くないんですね。一番目立っているのが新興宗教系ですが、目立つわりには勢力としてはそれほど大きくなさそうです。

もっとも新興宗教系の高校は、たとえばPL学園などは優勝回数が多いですので目立ちますね。

新興宗教系の高校は、優秀な選手を集めて一点集中の強豪校を作っているのでしょう。

で、優秀な選手を集めるためには、お金という財力が必要ということですね。で、その宗教の財力が強豪校となって表れる法則もあります。

反対に財力が弱くなってきた宗教は、高校野球に力を入れる余力も無くなるといわれています。

PL学園が甲子園から消えた本当の理由

事実、PL教団は2016年に廃部しています。これは信者数が減ってきているという指摘もあるくらいです。

◎高校球界から「PL」が完全に消える日──現校長が独白

表向きの理由は暴力事件だと言われています。しかし、本当は母体のPL教団が財力低下が原因だとか。このことは宗教学者の島田裕美先生が言われています。

宗教学者が教えるやばい宗教5選

お聞きの通りです。
母体のPL教団の信者数が減ってきて、教育部門の高校までお金が回らなくなってきたのが、野球部廃部の最大の理由のようですね。

PL学園は高野連も脱退しています。なので野球部の復活は、もはやあり得ないんじゃないでしょうか。

でも、なんだか少し残念ですね。
PL学園といえば「甲子園」というイメージでしたからね。胸に手を当てて祈るかのような、あの独特な宗教ちっくな仕草は、すっかり国民に知られていたものです。

宗教団体の財力と甲子園出場

が、こうして甲子園出場高校をみていますと、その教団の財力がわかる気がします。

今までは
・PL学園(PL教団)/大阪・・・7回優勝
・天理(天理教)/奈良・・・3回優勝
・智辯和歌山(辯天宗)/和歌山・・・4回優勝

が一点集中の財力を注ぎ込んで、強豪校を作ってきた宗教団体であろうことが想像されます。

が、これからの時代は、宗教団体の経営は、厳しくなっていくという指摘が大勢を占めています。

というのも宗教団体は、ビジネスとしてみた場合、斜陽産業化していると言われているからです。この先、発展性はありません。見込みがない。宗教は嫌われ、宗教離れは加速すると見なされています。このことは多くの識者が指摘していることです。

斜陽産業化する宗教産業の中でも伸びている宗教

しかし、一方では、
【栃木】幸福の科学学園(幸福の科学)
も、甲子園出場に励んでいます。地区予選大会ではベスト8に進出する実力も持っています。

また宗教団体が斜陽産業化する中で、真如苑は着実に信者数を伸ばしてきているといいます。なので真如苑の高校が出てくるかもしれませんね。

宗教は斜陽産業化しているといっても、宗教パワーはいまだに健在なところがありますね。結局、宗教は、いつの時代になっても必要とされるのかもしれません。

時代に適応し、その時代にふさわしい戦略を交えての生き残り策を凝らしながら、これからも人々を魅了し続けるのかもしれません。

宗教団体の経営は厳しい時代

しかしながらネットが発達した現代では、宗教団体の内部事情を暴露した情報も広く出回るようになってきています。宗教にとって、ネット時代は厳しいと思います。

宗教の欺瞞を覆い隠すことができたのは、その欺瞞性の具体的な諸々が広く共有されてこなかったからですね。情報が拡散され共有されないが故に、ガマの油売りが続けられてきたという事実があります。

しかしインターネットのお陰で、こうした欺瞞性は、具体性をもって白日の下に晒されることになってきています。矛盾や欺瞞を抱える宗教にとって、この潮流は手痛いはずです。

宗教団体の斜陽化は避けられず、ゆっくりと衰退していくのかもしれませんね。

そもそも宗教団体の多くは、教えが硬直し、個別対応もできません。また自分の宗教団体こそが「正しい」といった独善的なドグマを掲げています。

ネットが浸透した現代では、人々の思考の仕方も多面的になっています。平成以前の時代のように、権威が一方的にアジテーションした教えだけを信じていた頃とはまったく異なります。

ネット社会の今では、多くの人が自分で考え、なおかつ複眼的・多面的な思考になっています。

こうした時代において、「自分の宗教の教えだけが正しい」と述べる宗教は、時代錯誤も甚だしく映ります。

さらに教理を押しつけ、信者独自の解釈を許さず、信者を十把一絡げに管理する体質は、忌み嫌われ見向きもされなくなります。

とてもではありませんが、知的レベルが高く、あふれる情報と日頃から接している現代人にとって、現在の宗教は欠陥や問題点だらけに映り、底の浅い洗脳システムも簡単に見抜かれてしまい、蛇蝎のごとく嫌われてしまう存在になるだけです。

宗教団体は、信者による奉仕や布施が支えになっています。言い換えれば、人件費が安く、信者からの無償提供に支えられ、しかも宗教活動による収益は課税されず、これがコストパフォーマンスのよい教団維持経営につながっています。

けれどもこうした教団維持のために、信者がお金・時間・労力を無償で捧げさせるシステムは、やはり時代遅れもはなはだしいとしか言いようがありません。

また「霊感商法」のイメージも広まっています。2019年の消費者契約法の改正では「霊感商法」が文言化されています。宗教ビジネスそのものが、法律によって縛りを受けるようになっています。

宗教ビジネスは凋落の潮流

あらゆる観点から見て、宗教ビジネスは消滅していく方向です。宗教そのものが、そもそも古臭く、封建的過ぎて、問題も多く、とてもではありませんが現代に適合できていません。

数年前にベストセラーになった「寺院消滅」は日本の仏教寺院の消滅を予想していますが、これは寺院に限ったことではありませんね。

今のままでは宗教団体の多くは滅び行く運命です。しかも宗教が滅ぶことは、現代人からも歓迎されています。宗教の代替となる教えやスピリチュアルも登場しています。

こうした時代を踏まえて宗教は、時代にあったスタイルに刷新するとかしませんと、この先は衰退と消滅が待っているだけだじゃないかと思います。

と、そんなことを甲子園出場の宗教高校を見ていて思います。宗教というのは、向き合い方、取り組み方次第ではダイヤモンドになります。

宗教団体は、そういう点をしっかりと踏まえて、現代社会と現代人に受け入れられるように改めていく必要があるんじゃないかとも思いますね。

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