インディゴチルドレン・クリスタルチルドレン
スピリチュアルでは、
・インディゴチルドレン
・クリスタルチルドレン
とか、そういう言い方をしていますね。「新時代を開く子ども達」であると。
が、この概念は、アメリカのスピリチュアリストであり、心理学者でもあるドリーン・バーチューが提唱したものなんですね。
ええ、昨年、引退したドリーン・バーチューです。この前も書いたドリーン・バーチュー。
⇒スピリチュアリズムの歴史~本来のスピリチュアルは変容した
しかし彼女は、別段、能力者でも何でもないんですね。スピ好きな人だったようですね。
インディゴチルドレンやクリスタルチルドレンとは天使・天女のこと
で、インディゴチルドレンやクリスタルチルドレンとは、その本質は天人や天女のことなんですね。
が、インディゴチルドレンやクリスタルチルドレンは、かなり歪曲された意味で使われています。
中には、使命を帯びて地球に転生してきているインディゴチルドレンやクリスタルチルドレンもいるとは思います。
言い訳に使われるインディゴチルドレンやクリスタルチルドレンは偽物
しかしスピの界隈では、不遇な自分を正当化するための口実として使われている場合もあります。
もっと言いますと、不健康な精神状態にある方が、「言い訳」として使っているケースもあります。
どこかズレていることがあるんですね。いわゆる真正の乖離(かいり)状態になっているケースです。
⇒無自覚のまま乖離して逃避・耽溺・夢中になることの危険性
⇒瞑想ができない理由は「乖離(かいり)」
⇒間違ったやり方のマインドフルネス~視点を他に置く分離意識は危険
精神的に傷つき、病的になっている状態を、インディゴチルドレンやクリスタルチルドレンであると言うことで、自己のアイデンティティを確立していたりもします。
コンプレックスを慰める都合のよい概念として使われていることが多いんですね。
魂を劣化させてはならない
少々手厳しい言い方になってしまっていますが、こういう状態を続けていますと、ますます魂が劣化していくようになりますのでね。
事実に向き合うことが苦しいとしても、妄想を抱き続けることは、お止めになるほうが、長い目で見れば魂の成長につながります。
重篤な乖離した状態が続けば続くほど、それが習慣となって、軌道修正が大変困難になってしまいます。
実際そういうケースを見ていますし、そうなってしまいますと、とにかく改善や修正が困難になります。実質、不可能になることもあります。
インディゴチルドレンやクリスタルチルドレンといった概念は、もっと健全な人が言うならばわかります。
もし逃避のツールとして使っているならば、それはお止めになったほうがいいですね。
きちんと自己観察をして、自分の心を見つめ、その本心に気づくことが大切ですね。
真正のインディゴチルドレンやクリスタルチルドレンは地に足が付いている
ちなみにインディゴチルドレンやクリスタルチルドレンに該当する天人・天女の生まれ変わりは、YouTubeに上がっている子ども達にも見らます。
◎胎内記憶と天人から生まれ変わる記憶を持った女の子の動画
◎天人の生まれ変わりの特徴
こうした子どもは、もっとノーマルで、やさしく、思いやりのある明るい存在です。地に足の付いたリアルなことでもありますね。
浮き世離れし、どこか上の空のような状態になったケースとはまったく異なりますね。
真正のインディゴチルドレンやクリスタルチルドレンもいらっしゃいますが、そういうケースと、精神を病んだ状態とは違うことは区別しないとなりませんね。