ワンダラー「宇宙人の魂をもつ人々」スコット・マンデルカー~前世が宇宙人・天使だった人のトラウマを癒やす前世療法

一昔前、「前世療法」というのが話題になったことがありましたね。
今でこそ前世療法はポピュラーになっています。

元々はブライアン・ワイスが著書にしたことがきっかけだったものです。
「ソウルメイト」という言葉も広まりましたね。

前世療法で前世のトラウマを解消する

前世療法で取り扱われるのは、
トラウマのようになっている前世における行為ですね。

前世で行ったことがトラウマになっている。
それが現世に影響を及ぼしているケースががあります。

こうしたことは仏教をはじめスピリチュアルでは多く言われています。
前世療法では、退行催眠で前世まで遡り、前世での出来事を調べます。

そうしてその出来事に関する「とらわれ」を解放。
で、現在抱えている問題を解決してきます。

レナード・ジェイコブソンのプレゼンスによる前世療法

しかしながら退行催眠によらずに、
前世療法をするやり方もあります。

それが、覚者レナード・ジェイコブソンの方法です。

レナードのやり方は退行催眠によらない方法です。

具体的にどういうやり方をするのかといえば、
「プレゼンス」です。
「いまここ」。

しかも「深いプレゼンス(いまここ)」です。
「プレゼンス(いまここ)」を深く行うことで、前世の記憶が浮上してきます。

で、その記憶を「あるがまま」に受け止め、体験することで、
前世の問題をリリース(解消)することができます。

退行催眠をすることなく、前世のトラウマを解消できます。
これは優れた方法だったりします。

このレナードの方法は、
著書「今この瞬間への旅」に載っています。

深いプレゼンスに入ることで、過去世の記憶がよみがえり、
その根が解消されていく事例が、何例も紹介されています。

前世が天使・天人や宇宙人のケースがある

しかし前世からの影響は、何もトラウマだけとは限りません。
過去世かたの影響はいろいろあります。

中でもユニークといいますか、興味深いものが「天界から転生してきた人」です。
天使、天人、宇宙人の生まれ変わりですね。
前世が「天使・天人、宇宙人」という人です。

実のところ、天界や他の惑星から転生してきている人も結構います。
 

最近読んだ本で、大変インパクトがあったのが、
スコット・マンデルカーの著書。
「宇宙人の魂をもつ人々」です。

これです。

マンデルガー氏は、宇宙人や天人の転生者を「ワンダラー」といっています。
地球のために使命を帯びて、宇宙人から転生してきた人であるとか。

ところが前世が宇宙人や天人である「ワンダラー」の多くは、苦労していると。
この地球での人間界の生活が大変。
適応がうまくできず、いろいろと苦労しているケースも多いといいます。

どうしてそんなに苦労するかといえば、過去世が素晴らしかっただけに、
ギャップを感じたりするからであるとか。

素晴らしかった「あの日」「ふるさと」を
懐かしみ偲(しの)ぶ気持ちになるとか。

天人や宇宙の徳を失って人間に転生するケース

しかしながら、前世が宇宙人や天人であっても、
全員が、ワンダラーであるとか、
何か目的を持って地球(人間)に生まれ変わってきた
とは限りません。

スコット・マンデルカーが定義するワンダラーは、
「使命を帯びて地球に転生してきた天使・天人・宇宙人」
といったニュアンスです。

けれども使命を帯びていない「前世が天使・天人・宇宙人」な人もいます。
これは、業報の作用として、単に人間界に転生しているケースです。

どういうことかといえば、
過去世で天人や宇宙人であったとしても、
天人なり宇宙人の徳を失って、
転生先が人間になったケースなんですね。

これは何か目的を持って地球(人間)に転生してきた
ワンダラーとは異なります。

が、どういうことでにせよ、
天人(宇宙人)という恵まれた状況から人間へ転生した場合、
何かと苦労することもでてきます。

この点はワンダラーと同じですね。

ワンダラーとは「前世のトラウマの逆バージョン」

結局、ワンダラーにしても、前世が宇宙人や天人の場合でも同じなんですね。
恵まれた過去世の記憶を持っています。

で、その記憶から生じるフィーリングが、生まれ変わった先の地球の生活に
馴染めいようにしてしまいます。
馴染みにくいということなんですね。

で、マンデルカーが定義する「使命を帯びて転生」してくるワンダラーであっても、
「徳を失い業報の作用で人間に転生」してきた人であっても、どちらも同じです。

過去世の習慣や懐かしさ、良き日々の思い出が残っています。

で、そういった素晴らしい過去世の記憶の影響を受けて、
地球での生活で苦労したり、支障をきたしている人がいる。
そういうことなんですね。

これはいわば「前世のトラウマの逆バージョン」です。
恵まれた前世の環境から悪い環境の現世に転生してきたことから生じる苦悩です。

たとえて言えば、お金持ちで恵まれていた人が、路上生活をするようなものです。
これはショックでしょう。

生まれながらにして特有の傾向を持っているが故に、
現実の地球の生活に馴染みにくいのでしょう。

ワンダラーの特徴

ところで、ワンダラーに共通なのは、
・幼少の頃から遊離感がある
・「場違いな所にいる(生まれた)」といった感覚、孤独感がある
・自分の両親は本当の親ではないといった感覚
・神霊界、宇宙や宇宙人・UFOへの飽くなき関心
・宇宙人やUFO関連の体験がある
・宇宙人やUFOに関する体験で、人生が激変している
・幽体離脱など不思議な体験をしている
・自己を成長させるとか、世の中をよくしたいという衝動がある

こうした傾向を持つ人であるといいます。
過去世の影響を受けているんですね。

こちらのサイトでは、ワンダラーの診断もできます。
http://scottmandelker.com/jp/essay/etquiz.html

知られざるワンダラーの悩み

ワンダラーとして、中でも顕著なのが、
この現世に対する「遊離感」「違和感」
といいます。

ワンダラーは前世が恵まれた天界という世界にいたため、
その恵まれた生活感覚や習慣が残っています。

そのため粗い人間界の生活に違和感を憶えてしまいます。
「場違いなところにいる」という思いになりやすいといいます。
こういう形で前世が今に影響を及ぼしているわけですね。

また、ワンダラーは繊細な感受性を持っています。

オープン・ハート。
それでいながら素朴で単純な所がある。

だからこそ、この人間界で生きていくことが大変で、難儀しやすいといいます。
純粋過ぎるとか、個性的過ぎて、普通の人とは相入れにくい特徴があるといいます。
おおむね「変人」扱いされるようです^^;

このための多くのワンダラー(天人)は、
なんとかこの地球の慣習に合わせようと躍起になるとか。
生涯、それだけでも終わってしまう人もいるといいます。

反対に孤独になる人も。
引きこもってしまう人もいるといいます。

ワンダラーが抱える悩みや問題を解決する方法

ワンダラーの悩みを解決するためには、いくつかあるようです。

まず自分がワンダラーであることに気付くことだといいます。
無理に周囲に合わせること無く、
「自分は自分」として生きていくスタンスを持つことであると。

そして「無条件の愛」に目覚めること。
「無条件の愛」に生きると。

このためには
「瞑想の習慣を持つ」こと。
「奉仕の実践」であるといいます。

スコット・マンデルカー氏がすすめるのが「仏教」です。
スコット・マンデルカー氏は、アメリカの禅とテーラワーダ仏教に関わり、
アーナパーナサティ(呼吸瞑想)を長年、実習しています。
アーナパーナサティはテーラワーダ仏教に伝わるブッダの代表的な瞑想法法です。
悟りに至る優れた瞑想です。

・ワンダラーへの自覚。
・無条件の愛に目覚め、生きること。
・瞑想の習慣を持ち行うこと
(スコット・マンデルカー氏はアーナパーナサティを実習)。
・奉仕を行うこと。

これらがワンダラー(天人)の悩みや問題を解決する具体的な方法であり、
処世術にもなり、前世療法にもなります。

アーナパーナサティでニミッタが出ているマンデルカー氏

ちなみにスコット・マンデルカー氏が行っているアーナパーナサティ(呼吸瞑想)に関しては、
大変、興味深い記述があります。

それは、マンデルカー氏には「ニミッタ」が出ていることです。

ニミッタとは、アーナパーナサティをしていると、
鼻の先に現れる「光の玉」のことをいいます。
道教(タオ)でも、瞑想をしていると、回転する光りが生じることが言われています。
ニミッタとは道教(タオ)で言われている光と、ほぼ同じです。

マンデルカー氏は、長年アーナパーナサティ(呼吸瞑想)を続けています。
そうしたところ、鼻の先にピンポン玉くらいの大きさの
「光の玉」が生じるようになったといいます。
その光は、瞑想を始めると、鼻の先に生じて、空中に浮遊しているといいます。

これは、まさに「ニミッタ」です。
瞑想の深まりを示すサイン。
スコット・マンデルカー氏は、仏教の瞑想の真髄に近づいています。

しかしながら、ご本人には「ニミッタ」という自覚はありません。

著書には上記のようになった状態だけを書いています。
けれども、これは明らかに瞑想が進んでいるサインです。
深い禅定(サマーディ)に入れる印の「ニミッタ」です。
著書からもわかります。

もし、マンデルカー氏が適切な指導者に就けば、
第四禅定へ達するのは間違いないでしょう。
よきご縁が生じることを願いますね。

ワンダラーで選民意識・特別な自分・責任転嫁しないこと

ところで「ワンダラー」やら、天人(天使)、宇宙人の
生まれ変わりとかの話しは注意も必要です。

なぜなら、ある種の「選民思想」の醸成につながることも多いからです。

中でも不遇なことが多いケース。
その不遇や苦労の理由として、
「自分はワンダラーだから」とか、
「特別な自分意識」を持ったりして
「選民感覚」を抱いてしまうことなんですね。

あるいは不遇であることへの「責任転嫁」や「言い訳」として、
「私はワンダラーだから」としてしまう。

これらは「コンプレックスの裏返し」に過ぎません。

不遇となっている本当の原因に直視しないで、自分と向き合わないで、
ワンダラーなどのスピリチュアルな観念にすり替えてしまう。

残念ながら、こうしたねじ曲がった「優越感」や「特別な自分意識」、「責任転嫁」は、
スピリチュアルに逃避している人に、よく見られることだったりします。
こうした姿勢や心には注意しなければなりません。
本当に気をつけないとなりません。

こういう不健康な状態に陥れば精神的な成長はのぞめなくなります。
スピリチュアルがエゴを満たすための手段(道具)となってしまっているからです。

「スピリチュアル(瞑想でも何でもそうですが)をやっているボクたちワタクシ達はエライよね」
といったおごり高ぶり。
コンプレックスの裏返し。

これこそが「スピリチュアル・エゴ」です。
こうした心理に陥ってはなりませんね。

禅・瞑想を行じるスコット・マンデルカー氏は興味深い

そういうわけでして「宇宙人の魂をもつ人々」は大変、興味深い一冊です。
スコット・マンデルカー氏の指摘は、示唆に富むものがあります。

彼自身が「禅」「瞑想」を長年実習されています。
ここにもとても共鳴できますね。

最近、読んだ書籍の中で、もっとも目を見開かれた一冊です。