インド占星術とは仙人(ヨーギー)が超能力で作った占い

インド占星術は仙人(ヨーギー)達が超能力で作った占い

命占の中でもトップ・オブ・トップな占術はインド占星術です。
複雑で深遠な占星術です。
が、ホロスコープの形式そのものは、
ペルシアから輸入されたといわれています。

しかし輸入したペルシアのホロスコープを基にして、
インドの仙人(ヨーギー)達は深い瞑想(サマーディ)に入り、
星の運行と人間の運命との関係の秘密を知り得て、
この叡智を元にして独自に体系化したのがインド占星術といわれています。

ちなみにサマーディによって星の運行を知るというのは、
ヨーガスートラ3-27にもあります。
月や北極星に集中することで星の配置や運行を知ることができるようですね。

インド占星術は、そういう仙人(ヨーギー)達が
サマーディを通して得た天啓と叡智がインド占星術になります。

インド占星術は9つの惑星を使う

インド占星術は、
・7つの惑星(実星)・・・太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星
・2つの虚星(架空の星)・・・ラーフ、ケートゥ
の9つの惑星を使います。

ラーフとケートゥは、月の軌道と太陽の軌道の交点になります。
それぞれ
ラーフ・・・ドラゴンヘッド、羅喉星(らごうせい)
ケートゥ・・・ドラゴンテール、計都星(けいとせい)
とも言います。

インド占星術では使用しない惑星と小惑星

ちなみに天王星、海王星、冥王星は基本的に使いません。
またリリスやキロンといった小惑星も使いません。
その代わり土星の衛星であるグリカを使う場合はあります。

インド占星術は固定した星座帯サイデリアルを使用

あとこれは大事なことなのですが、インド占星術の星座帯は固定しています。
永遠に変わりません。
これをサイデリアル星座帯(固定星座帯)といっています。

で、西洋占星術では、毎年の春分点を、牡羊座の0度としています。
毎年変わります。
これをトロピカル星座帯といっています。

つまり、
・サイデリアル星座帯・・・星座帯は固定化している/インド占星術
・トロピカル星座帯・・・星座帯は毎年変わる(牡羊座の0度が基点)/西洋占星術

また、サイデリアル星座帯とトロピカル星座帯の差分を、
アヤナームシヤといっています。
これは約24度になります。

つまりインド占星術と西洋占星術とでは、
星座帯(ハウス)に約24度の違いがあります。

インド占星術で有名なテキスト

あと星の運行の秘密を知り得た仙人の中でも「パラーシャラ」が最も有名です。
パラーシャラが残した「ブリハット・パラーシャラ・ホーラ・シャーストラ(BPHS)」は、
インド占星術のバイブルテキストになっています。

現在使われているインド占星術のテクニックは、
ほとんどがBPHSに由来しています。

業報思想(カルマ論)が含まれているが

あとインド占星術は、さすがインド産です。
三世観(過去世・現世・来世)や業報思想が含まれています。
いわゆるカルマ論ですね。
インド特有の思想です。

けれどもインド特有のカルマ論は、取り扱いには注意ですね。
ともすると重く暗いカルマの話しになったりするからです。

しかしカルマは善い面もあるんですよね。
ええ。

カルマと言うと、何故か悪い意味にフォーカスされがちです。
でも善い意味もあります。
善いことをすれば必ず善いことが巡ってくる。
これも事実です。
なので暗い面、ダークサイドになびくことなく、
明るい面にフォーカスしながら使っていくことは大切ですね。

ダークサイドは天狗界です。
占いは、ダークな使い方をすると天狗界に行ってしまいます。
⇒天狗界とあの世の仕組み

日本人はインド的なカルマ論は合わない

それと大事なことですが、日本人は、総じていえば善性の国民性です。
反面、インド人は決して民度が高いとは言えません。

日本人は八百万の神々の子孫と言われるだけあって、
モラル観が高く、またハートフルです。

実際、幕末に登場した霊能者は、
日本人の多くは死後、天人(神さま)になるといっています。
⇒島田幸安の幽界物語(神界物語)【その2】

これが真実だと思います。
ですので、日本にはインド流の怖いカルマ論ふさわしくないと思います。

原始仏教は占いを禁止しているというけれども

ところで原始仏教では占星術を禁じています。
しかしこれは出家者に対する戒律だったりします。

ちなみに出家者は計算、伝言、医療行為なども禁止です。
社会生活の多くが禁止事項になっています。

スッタニパータに「我が徒は占星術は禁止」なんてあるもんですから、
そこだけをピックアップして目くじらを立てて占いを否定する向きもあります。
が、それは少々早計ではないかとも思っています。

経験的にいえば、優れた占術は実用性があって役に立つと思っています。
医療も役に立ちますからね。
てか医療の恩恵を受けています。

大事なことは、実際に役に立つかどうかということだと思います。
頑なな原理主義に陥ることなく、役立てていくのが大事ですね。

大事なことは真我・悟りに至ること

で、善い悪い・幸不幸といった人生のシーソーゲームやカルマ云々よりも、
もっと大切なことがあります。

それはカルマを超えた真我なり悟りですね。
ここが着地点です。
インド占星術は、ここに至るための方便とも受け止めることができます。

けれどもカルト宗教が言うような怖いカルマ論は論外です。
そんな怖いカルマ論を言うようなところは、早々に退散したほうがいいですね。
暗い、重たい、怖いというのは天狗界です。
マーヤです。
修羅界ともいいます。
こうした空気や雰囲気には近づかないことですね。

で、明るい気持ちと、希望とともに、
占いを現実的に活用していくことが大切だと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です