ユヴァル・ノア・ハラリ推奨の瞑想はゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想

ユヴァル・ノア・ハラリはゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想を推奨

「サピエンス全史」の著者のユヴァル・ノア・ハラリは、仏教徒であり、朝晩2回1時間の瞑想をしているといいますね。

で、その瞑想効果のおかげでがあったから「サピエンス全史」「ホモ・デウス」などの書物を書くことができたとといっています。

ユヴァル・ノア・ハラリは、ゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想の実践によって「人生が変わった」といいます。

ユヴァル・ノア・ハラリが「仏教徒」というのは、おそらくゴエンカ氏の瞑想を実践しているから、それで仏教徒を自称するようになったんだと思います。

ユヴァル・ノア・ハラリがリスペクトしているゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想は、非常に優れています。私も効果を体験済みです。イチオシできる瞑想です。

日本ヴィパッサナー協会(ゴエンカ氏の瞑想)

ゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想とは?

ちなみにゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想は、ミャンマーに伝わる仏教(テーラワーダ仏教)の瞑想です。

ヴィパッサナ瞑想(観察瞑想)とは、ブッダが行っていた瞑想です。

大変素晴らしい瞑想です。トラウマを解放したり、心身を一変させる効果もあります。多くの人がゴエンカ氏の瞑想で激変しています。私も効果を体験済みです。心底イチオシできる瞑想です。

ゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想は、ミヤンマーのサティヤ・ナラヤン・ゴエンカ氏によって、20世紀によって広められた「テーラワーダ仏教」の瞑想の一つになります。仏教の瞑想ですね。

創始者はサティヤ・ナラヤン・ゴエンカ

創始者は、ミャンマーのサティヤ・ナラヤン・ゴエンカ氏。ミャンマー生まれの印度系の人です。

ゴエンカ氏は、ミャンマー(ビルマ)の瞑想指導者であるウ・バ・カイン氏の元でヴィパッサナ瞑想を学びます。

14年間学んだ後、ゴエンカ氏は、ウ・バ・カイン氏から教わった瞑想を世界中に広めます。

ゴエンカ氏は、2013年に亡くなりましたが、彼の教えは今も多くの人々に影響を与えています。

ゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想の特徴

ゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想の特徴としては、身体の感覚にひたすら気づく(観察する、見守る)やり方になっている点です。

瞑想者は、自分自身の身体の感覚を観察します。500円玉くらいの意識のスコープで、身体の感覚をひたすら見つづけます。

この瞑想中、心の中にさまざまなことが浮かんできたり、感情や思考が出てきても、そのまま気づくようにして見守り続けます。

これがゴエンカ氏の瞑想の概略になりますが、このように自分自身と向き合い、感覚を観察し続けます。

ヴィパッサナ瞑想はテーラワーダ仏教で行われている瞑想です。

ゴエンカ氏の瞑想は、世界各地にある瞑想センターで教えています。非宗教的な瞑想法であり、誰にでも行うことができます。で、世界中で広く受け入れられています。

ゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想のやり方

ちなみにゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想を行うためには、瞑想センターに参加する必要があります。

瞑想センターでは、10日間にわたって、先生から指導を受けて、瞑想を行います。

瞑想者は、ホールの中で座布団を敷いてそこに座って、最初は自分の呼吸に集中。そして、身体の感覚に注意を払いながら、身体の各部位を観察していきます。

ゴエンカ氏の瞑想センター

ゴエンカ氏は世界各地に瞑想センターを設立。世界中に約170箇所あります。これらの瞑想センターは、誰でも参加することができます。

瞑想センターは、ゴエンカ氏が設立したヴィパッサナ国際財団(Vipassana International Academy)によって運営。

また、瞑想センターは非営利団体であり、参加費は、維持費や運営費に充てられています。

⇒日本ヴィパッサナー協会(ゴエンカ氏の瞑想)

ゴエンカ氏の瞑想はブッダの瞑想ではないが

ゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想の概要は以上の通りです。

しかしブッダが推奨した本当のヴィパッサナ瞑想は、意図的に観察する瞑想ではなく、「ただある」「そのまま」「その通り」といった井上義衍老師系の坐禅になります。本当は。

しかしながら後世、意図的なやり方をする瞑想(それをヴィパッサナ瞑想とも言っている)も出てきましたが、この手の瞑想を行うことでも、それなりの効果が出てきます。

ゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想も、それなりに効果があって、ユヴァル・ノア・ハラリもその恩恵を被っているんでしょうね。

瞑想によって人は変わる

ユヴァル・ノア・ハラリ。彼はゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想によって「人生が変わった」とあります。で、他にも激変している人もいます。私も激変しています^^ゞ

ゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想には、激変をもたらす効果があります。全員がそうとは限りませんが、顕著な効果があるのは事実です。

いえいえ、ゴエンカ氏の瞑想に限らず、私もお伝えしている「気づきの瞑想」にも同じ効果があります。

ゴエンカさんの瞑想も気づき系の瞑想なんですが、気づき系の瞑想は素晴らしいんですね。多くの方々が自己変容する体験をしています。自堕落で薬物中毒だった人もリカバリーしています。

ゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想で慈悲に目覚める

ユヴァル・ノア・ハラリがリスペクトしているゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想。実は、ゴエンカ氏の瞑想を行って、「慈悲」「人類愛」に目覚めている方もいらっしゃいます。

たとえば柳田敏洋神父です。
柳田神父はキリスト教・イエズス会系のカトリックの神父です。キリスト教では「隣人愛(仏教でいう慈悲)」を大事にしています。

ところが柳田神父。なかなか納得のできる隣人愛を体得できなかったようです。キリスト教カトリックでは、イエズス会を創設したイグナチオが残した「霊操」という神の意識を体得できる優れた祈りのマニュアルがあります。

ところが柳田神父は、何度も霊操を実践しても納得できなかったようです。隣人愛といっても、どうしても表面的になってしまい、偽善を感じてしまい、長い間、苦しみや葛藤を抱えたいたようなんです。

神父という立場上、心底からわきあがる隣人愛がありませんと、人に対して「愛」を語ることができなかったのではないかと思います。それで長い間、苦しまれたのではないかと。

本当の愛を瞑想で体得

それで柳田神父は、「本当の愛(無我の愛)」を知りたかったようです。で、「本当の愛(自分という意識のない純粋な隣人愛)」を求めて、キリスト教以外の修行を始めたようです。

それがゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想だったといいます。「感覚を観る瞑想(気づきの瞑想の一種)」ですね。

で、ゴエンカ氏の瞑想は、1日10時間の瞑想を10日間の合宿で行います。で、瞑想合宿に参加したところ、

・私とは「神の愛に満たされた無」
・神は愛、愛は無我(私がない)
・愛とは自由であること。

といったのを体感されたとか。

柳田神父は、瞑想によって生まれて初めて「本当の愛」を如実に知ったようです。

このように瞑想によって「本当の愛」に目覚める人もいますので、瞑想は素晴らしいですね。

ゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想は、厳密にいえばブッダの瞑想ではありませんが、メンタルが激変したり、慈悲(隣人愛)に目覚めるなど、恩恵が非常に多くあります。

ゴエンカ氏のヴィパッサナ瞑想はおすすめできる瞑想の一つですね。

⇒日本ヴィパッサナー協会(ゴエンカ氏の瞑想)

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