現代は寿命が長くなっている~鎌倉時代は15~34歳という短命だった

日本人の平均寿命は80才以上で年々長命になっている

それにしても、今の時代は寿命が長くなっています。
80才くらいが平均ですからね。

厳密にいえば、
・男性・・・81.09歳
・女性・・・87.26歳
です。
※厚生労働省による調査報告/日本人の「平均寿命」が過去最高を更新
https://seniorguide.jp/article/1134118.html

男性と女生徒では、平均年齢に違いはありますが、
おおよそ80才以上としておいていいでしょう。

鎌倉時代は平均年齢が15~34歳という日本人の寿命が最も短かった時代

けれども昔は大人になるだけでも大変。
中でも鎌倉時代は最も短命だったことがわかっています。

◆日本人 鎌倉時代が最も短命…戦乱・災害の影響か
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20190604-OYT8T50159/

ご覧の通りです。
鎌倉時代における平均寿命は、驚くこと二「15~34歳」。
弥生人よりも短かったというから驚きです。
ちなみに弥生時代では、平均年齢が35~54歳だったようです。

鎌倉時代から室町時代は、地球全体が寒冷期。
気候条件も重なって、15~34歳という短い寿命だったのでしょう。
この時代は、生きるのに精一杯な暗黒時代だったわけですね。
弥生時代よりも過酷だったという事実。

大人になっても、30代まで生き残ればしめたもの。
寿命は短く、大変な時代だったようです。

ただ生きるため。
食べて、排泄して、子孫を残す。
そのためだけに生きているようなものに思われます。
人間の尊厳など、ごく一部の人にしか当てはまらないような過酷な時代。

1200年~1600年の鎌倉・室町・戦国時代では、飢饉は慢性的。
冬になると、バタバタと人が死んでいゆく。
春先になれば、もっと死んでいく。
まるでエサにありつけないスズメのよう。
悲惨。

医療もなく、歯痛への対処も乏しく、病気、ケガになれば、
それは死を意味したことでしょう。

住居も粗末で、雨漏りもあったでしょうし、寒いし、
過酷な環境です。

生命力が強い者だけが、生き残ることができた時代。
そういっても過言ないでしょう。

ちなみにこの時代に、日本の仏教の原型が出来ています。
禅宗、南無阿弥陀仏の浄土真宗、南無妙法蓮華経の日蓮宗などなど。

つまり日本の仏教は、サバイバル感を宿した暗黒時代の宗教なわけですね。
で、これが伝統宗教といわれています。
時代錯誤になるのも当たり前といえば当たり前です。

鎌倉時代は生命力が強い人達だけが生き残っていた

今でも生命力の強い人がいますが、
鎌倉時代は、生命力の強い人だけが生き残っていた時代とも考えられます。
とにかくタフ。
異常なくらいにタフ。
そういう人達だけが残っていた。

で、こうした性目力の強い人々が大勢を占めていたと想像すれば、
当時の人となり、社会とかが、より想像できますね。
一言でいえば「大雑把」な感性な時代だったと思います^^;

しかし、もしもこうした時代に生まれていれば、私などは子どもの頃、
いや赤ちゃんのときに亡くなっていたと思います。
成人できたかどうか。
怪しいですね。
たぶん子どもの頃に亡くなっていたと思います。

昔は自然環境、気候の影響を受けて、人の生き死にが決まった時代です。
必然的に、この厳しいハードルを乗り越えられる人しか、
生き抜くことができなかった時代ともいえます。

ところが今では、自然環境や気候の影響を受けて、
生き死にが決まる時代ではありません。
もっとも巨大地震とかは別ですけどね。

昔に比べて、今は自然環境の影響で死んだりはしにくくなっています。
ありがたいものです。

古典に触れるときは時代背景を踏まえる必要がある~現代の感覚で触れると間違える

昔のもの、古典に触れる場合、こうした「時代背景」「当時の気象、自然環境」
「文化・社会・慣習」などを踏まえるのは、もの凄く重要だと思っています。

これらを抜いて、文字面だけで古典に接すると、
現代感覚で解釈する過ちを犯すリスクが出てくると思っています。

なんらかの古典に接する場合は、その時代に関するものも理解していく必要も出てきて、
読書の幅や世界が、大変なボリュームになってしまうときがあります。

それでも、そういう深い読み方をしていきますと、
通常信じられていることとは違う見方が出てきたり、発見もあったりもします。

で、こういう発見が、これまた面白い。
で、その考察のプロセスが、他にも活用できたりして、
どんどん応用も効くようになります。

長寿社会とAI・ロボットの登場は新時代を切り開く

現代では、平均寿命80才くらいといいますが、
これは有史の中で、最長の寿命でしょう。

前人未踏の領域に、今、日本人は進んでいます。
すごいですね。

寿命が長くなればなるほど、またストレスがなく、ゆったりとして生き、
徳に根ざすようになってまいりますと、自ずと種の変化が起きると思っています。

昔は、20代、30代くらいまでしか生きることのできなかった時代。
こういう時代では、そもそも事例やサンプルが乏しくなります。
古典ではわからない様々なことが、
長寿社会になって初めてわかってくることもあると思いますね。

私は、伝統は一応大切にし、尊重します。
それを踏まえた飢えで、新しいことを作り出すのが好きですね。
先人達へのリスペクトです。

で、そんなことを思いながら、人生の半分を過ぎてきましたが、
面白いことが起きて続けています。
何故か周囲にも似たような面白いことが起き始めています。

伝説や迷信に思われている人の変容。
そのメカニズムが、だんだんとわかってきているといいますか、
長寿社会となって、AI・ロボット発展するにしたがって、
なんだかワクワクするルネッサンスの時代の幕開けの気もしています。

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