ブラック企業は本人の受け止め方次第のところもあるかも

西村由紀江さんのピアノ曲は、激務でフラフラになりながらも
働いていたサラリーマン時代によく聴いていたものです。

仕事中、音楽を聴ける環境でしたが、毎日、残業残業の連続で、
もうフラフラになりながらの業務。

まあ激務がたたって、結局、ドクターストップになるくらいまでやり過ぎてしまいましてね。
健康を害しても会社は面倒みてくれるわけでもありません。
で、「なんでオイラはここまでしないといけないんだ」とハタと気付いたこともあったりします。

そんな経験もしていますので、どこそこがブラック企業であるとか、
どうのこうのなんて言われていますが、
私も似たような環境でガシガシ働いてきましたので、
よく分かるところがあります。

ブラック企業判断は本人次第なところもある

ですが「ブラック企業」と定義したり、判断するのは、
実は本人の受け止め方次第というのもあるかな、
なんて思ったりするところもあります。

もっとも、あからさまに従業員から搾取している企業は、
それは問題ですね。

しかし激務であっても、毎日12時までの残業であっても、
本人が面白いと思う所があれば、ブラックでも何でもないかな、と^^;

ブラック企業は、雇用条件が悪いとか、なんやかんやと言われていますが、
中小企業というのは、そもそも大変なところがあります。
社員一同、経営意識を持たないと、なかなか厳しいというのがあったりします。
社員がこの意識を持たないと、実は中小企業はやっていけません。

かといって、こういう信条を、みんなに押しつける気持ちは毛頭ありませんね。
といいますか、今は「やっぱりこういう企業体質はおかしい」とさえ思います。

もっといいますと、こういう理不尽な企業体質を通すしかできない
社会構造に問題があるわけでして、こうした構造の諸悪の根源が、
お金を正しく理解しないことや、グローバリズムによる競争の煽りと激化です。

しかしMMT(現代通貨理論)の登場は福音ですね。
お金に関する間違った見解を正し、グローバリズムの是正にもつながります。

三橋TV第71回【正しい「経済学」が出現!MMT!】

やっぱり悪いのは世間と政治

MMTが登場していますが、しかしいまだに「より速く、より大量に、より効率よく」といった
資本主義的な発想と、グローバリズムを推し進める新自由主義的によって
デフレ現象が続いていますね。
この舞台設定が、回り回って身近な中小の企業から個人経営のお店にまで
計り知れない悪影響を及ぼしていたりします。

よく「世間のせいにするな」なんていいますが、これは誤りです。
世間といいますか、現在の経済構造が諸悪の根なんですね。
特にグーバリズムによる新自由主義経済は、デフレを促進し、
中小企業を淘汰して、大企業が生き残る経済状態にもしています。

悪いのは、世間、社会構造です。
そして政治。
政治しか社会構造やシステムは変えることができなんです。
これは明かです。

仕事が楽しいと思えるならブラックにならない

しかし、こうした構造に対して文句ばかり言っていても埒が明きません。
問題解決には時間がかかります。
政治がまともになるのは、いつのことやら。
解決するまでは、こうした理不尽な環境の中、人は働いて生きていく必要があります。

そういう前提がありますが、こうした劣悪な環境の中で「面白い」と思える仕事と出会い、
サラリーマンができるならば、ものすごく幸運なことだったりします。
ホント、「仕事が楽しい」というのは、大変な幸運なことだと思います。
まして、劣悪な環境でも「やり甲斐」を感じられる職業と出会うことができるのは
人生最大のラッキーといってもいいと思います。

ですので、その仕事が「楽しい」と思うなら、
厳しい雇用環境であっても、ブラックにならず、
仕事が「つまらん」と感じればブラックになるというのが、
本当のところなのかもしれません。

ブラック企業を、単に雇用条件から是々非々するのは、
問題があると思っています。

本当のブラック企業は従業員から悪意で搾取している企業

本当の意味でのブラック企業とは、悪意に基づいて
従業員から搾取している企業ですね。

やむに止まれず、従業員に熾烈な状況にせざるを得ない企業もあったりします。
こうした「やむに止まれない」理由で、
表面的には雇用条件が厳しくなっている企業を
「ブラック」とするのは酷な話しです。

夢とか希望とか社会貢献といって、
従業員の給与から勝手に抜き取っている企業は詐欺的ですね。
また不当な条件でFC契約させる某コンビニチェーン企業もブラックでしょう。
搾取と思わせないやり方で搾取しているのも問題でしょう。

しかし、こういう悪意は無くても、やむに止まれず、
給与を少ししか出せないという中小企業もあります。
こうしたところを、雇用条件が悪いからと言って、
十把一絡げにブラック企業と認定するのはやめたほうがいいですね。

従業員の主観だけでブラック企業とは言い難い

昨今の「ブラック企業云々」は、ちょっとおかしな動きも感じています。

中小企業を取り巻く経済状況を加味しないで、
その企業で勤めていた人の主観だけによって、
「雇用条件が悪い、ブラックだ」とするなら、これは偏った見方になりかねません。
こうした見解が、まかり通ると、中小企業潰しにもなりかねません。

ですので、昨今のブラック企業騒動の中には、
「中小企業潰しが目的」なんじゃないかと勘ぐってしまうほどです。
「食品偽装問題」も同じですね。

外資系企業が多くなるとブラック企業も多くなる

ちなみに日本国内の中小企業が衰退して喜ぶのは外資系企業でしょう。
国内の中小企業が減ったなら、
外資企業はズンズン入り込めて荒稼ぎもできます。

そんなお膳立てが、チャッカリと進行しているといのは深読みかもしれません。
が、これがあまがち否定できないくらい、
貪欲になって利益を求める企業があることも事実なんですね。

TPPは流れましたが、それでもこの先、どうなるかはわかりません。
安倍政権下では、日本の切り売りが相当進んでしまったものです。
状況はもっと厳しくなることはわかっています。
厳しい状況になれば、今思われているブラック企業以上のブラックなことが
横行するかもしれません。

ちなみに本当のブラック企業は、こうした雇用条件が悪い企業ではありません。
正真正銘のブラック企業はグローバリズムに則った企業でしょう。

見えないところ、気付かれにくい所で、地球規模で環境を破壊したり、
現地の人から搾取する企業です。
この手の大企業はネットで検索すれば出てきますね。
問題にもなった企業もあります。
巨大な資本を背景に無理なことをし続けるグローバル企業は、
正真正銘の「真正ブラック企業」といっていいでしょう。

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