善には2種類ある~真我とマインド

善には2種類ある

善や徳には2種類ありますね。

善。
心がきよらかなこと。
物事を巧みに行うことができること。

徳。
善がエネルギーとなって塊のようになっている状態。
善のエレメンタル群。
幸せの源。
といってもいいでしょう。
 

そうして、善・徳には

1.真我・宇宙意識から生じる「善のエネルギー」
・宇宙性の不滅の存在、宇宙意識、大いなる存在から生じる善性、表現
・本来の「善」
・時代に影響を受けない普遍的な善性
・悟りに関係する善

2.マインドが生み出す「善の観念」
・観念、概念、思想による善
・国、地域、組織、グループ、個々人におけるルール・価値観・常識に合致した「善の観念」
・便宜的な「善」
・マインドによる「善」
・時代などの影響を受け、条件次第で変わる価値観に基づく観念
・法律が典型
・悟りとは関係のない善(ルール上や価値観の善)。
・悟りでは、むしろ、その認識を超越する必要がある「観念としての善」

この2種類があります。

マインドが生み出す「善の観念」は問題が起きやすい

戸惑ったり、混乱しやすいのが、「2」。
マインドが生み出す「観念としての善」です。

これは、必ずしも「本来の善」ではなかったりします。

たとえば会社。
会社では、営業成績を上げることが、「正しい」。
営業成績が良いものが「優秀」となる。
一目置かれる。
企業に貢献した人材となり、その企業では重宝される。

しかし、宇宙的な視点からみれば、必ずしも善本来でないこともある。
結局、その「正しい」は、その企業なり組織における価値観だったりします。

マインドが生み出す「善の観念」との向き合い方は大切

こうしたことは、あえて言わなくてもわかっていることですね。
けれども、だからといって、会社なりの価値観やしきたりを無視すれば、
たちどころにつまはじきにされて、ツライ目に遭うようになります。
不幸になってしまいます。

なので、所属する組織の価値観やルールには従ったほうがいいんです。
観念や概念の善も大切なわけなんです。

でも、宇宙的な観点、元来の善からみると、
組織の価値観やルールなど、別段、どうでもいいわけですね^^;

で、ここで、人によっては葛藤を引き起こします。
どうすればいいんだ?

さあ、どうしたらいいのでしょうか?

真我体験ですらマインド観念になると苦しみに変わる

実は、ここに、大きなトリックがあったりします。

そもそも「宇宙的な観点」「元来の善」と言っていること自体に
過ちがあったりします。

どういうことか?

「宇宙的な観点」「元来の善」を感じていても、
それを「観念」「概念」にしてしまっているんですね。

もう少し詳しく説明しましょう。
「マインドが生み出す善」に、「組織の価値観やルールがある」といいましたが、
これは一つの観念なんですね。

ところが、「宇宙的な観点」「元来の善」も「観念」にしてしまうと、
それも同じ「観念」になってしまうんです!

つまり!たとえ宇宙の根源に触れて、何らかの善性や至福を感じたとしても、
それを「観念」「思考」「感情」にしてしまうと、
世間一般の「価値観」「観念」と、まったく同じになってしまうわけなんです。

いかなる物事でも執着すれば苦しみとなる

いかなる教えでも、体験でも、それにしがみつけば、
実際に起きている現実へ柔軟に対応できなくなります。
執着すれば苦しみとなるということですね。

執着は、何も物質だけではありません。
教え、信念、体験、価値観への執着も同じです。
執着すれば苦しくなる。

自分が信奉している教えや体験、価値観を握りしめていると、
周囲で起きていることを「ありのまま」に受け入れることができなくなるんです。

で、苦しみや悩みが生じるんです。
これが、苦しみや悩みの原因の一つなんです。

一瞥体験や見性も苦しみになる理由

で、一瞥体験や見性ですら、苦しみになるのは、これが理由なわけです。
「真我の善」が「マインドの善」に転換してしまうと、苦しみになります。

で!「自分は、宇宙の性質を感じている」という人にありがちなのが、
会社などの価値観やルールとの軋轢を感じてしまい、苦しくなるケース。

「聖なる生き方、正しいる生き方を貫く」場合も同じです。

何らかの信条、信念を持つと、世間のことが色あせて見えたりして、
苦しくなることがあります。

結局、正しいとされていることでも、聖なる教えとされていることであっても、
それを観念として、しがみついたり、とらわれれば、
世間の価値観や通俗的な価値観と、本質は、何ら違いがなくなるわけなんです。

そうして、軋轢を感じたり、生み出すようになって、苦しくなる。
現状に適応できなくなる。

スピリチュアルをやっていたり、悟り修行をしている人は、
実は、ここに陥っている人が、かなり多かったりします。

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