ライブハウスでのコロナ対策【藤井聡 x 宮沢孝幸】

ライブハウスでのコロナ対策

ライブハウスにおけるコロナ対策について、京都大学大学院教授の藤井聡先生とウィルスの専門家の宮沢孝幸先生がトークしています。実質「ライブハウスにおけるコロナ対策解説動画」です。いいですね。

【宮沢孝幸 x 藤井聡 x SAYA】ライブイベント『SHOW MUST GO ON』トークセッション

藤井聡氏チャンネル

お聞きの通りでして、藤井聡さんと宮沢孝幸さんがコロナ対策についての見解を述べ、ライブハウスを安全に運営するためのアドバイスをしています。なるほどですね。

コロナ禍による全国のライブハイスが廃業

現在のところ(2020年8月現在)全国で50くらいのライブハウスが新型コロナウィルスの影響により廃業になっています。老舗のライブハウスも廃業に至っているほど。このことはニュース記事にもなっています。

◆名古屋ブルーノートが8月15日で廃業へ
◆渋谷のライブハウス「VUENOS」など3店が閉店へ 「clubasia」存続に支援集まる

これは大変ですね。もはや「死活問題」です。何も対策も対応もしないでいると、ライブハウスそのものが消えてしまいます。

こうした趨勢を受けて、藤井聡さんと宮沢孝幸さんが、現実に適した妥当なアドバイスを提言したということなんでしょうね。

藤井聡さん監修のコロナ対策ライブ

で、藤井聡さんが監修しているライブでは、コロナ感染者もクラスターも発生していないといいます。素晴らしですね。

結局、合理的かつしっかりとした対策を盛り込めば感染しない上、安全ということのようですね。ちなみにコロナ対策を盛り込んだライブは、

  • 入場の際の体温チェック
  • マスク着用
  • 大声を出さない
  • 最前列の観客はフェイスシールドを着用
  • ステージの前にはアクリルボードを立てる
  • 席は定員の半分までを使用(客同士の空間を空ける)
  • 換気装置を設ける

といった対策のようです。ここまで盛り込めばOKじゃないでしょうか。

ライブハウスに向けた政府のガイドラインが無いため戸惑いも

しかし政府で定めた「ライブハウスに向けた政府のガイドライン」は無いため、どこまで対策をすればよいのか分からないといった問題があるようです。要するに「安心材料」ですね。安心材料がない。だからこそ安心できる文言が欲しいわけですね。

ところが「政府が指定したガイドラインが無いため、現場では戸惑いが起きている」と。ごもっともです。

またライブも

  • スタンディング型
  • 着席型ライブレストラン型
  • 着席型・カウンターでワンドリンク型

に分けてガイドラインも必要ではないかとのこと。こちらも、ごもっともです。

ソーシャルディスタンス2mは本当に必要なのか

あと「ソーシャルディスタンス2m」ですね。これは本当に必要なのでしょうか?といった懸念もあるようです。

しかもウィルスの専門家・宮沢孝幸さんが指摘しています。「ソーシャルディスタンス2mはおかしい」と言われていますね。

宮沢孝幸さんは「ソーシャルディスタンス2mは意味がない」と言っています。そもそもウィルスが怖い危ないので「外に出るな!」はプロとしてアドバイスではないといいます。

このことは「車と歩行者」との関係にたとえて説明していますね。「車は歩行者をはねる危険がるので車を減らせと言いますか?」と。ごもっともですね。車は確かに人をはねる危険はあります。

しかし歩行者のめたに歩道を作り、歩行者専用の道を歩くようにすることで、歩行者を車から守ることができます。当たり前ですね。

ウィルスへの適切な対策

これと同じで、ウィルスも危険だからといって、

  • 外出するな、
  • 動くな
  • ソーシャルディスタンスを2m守れ

は「おかしい」と。これはプロのアドバイスではない。そもそも成り立たない話し。

しかしこのアドバイスをウィルスの専門家で言っている人もいる。「おかしい」と宮沢さん。

ウィルスの専門家は「ウィルスに感染しない方法を熟知」している。だから外出しても感染しない方法を知っている。この観点に立ってアドバイスをするのが、本当のウィルスの専門家。

新型コロナウィルスは何十年よ存在い続ける可能性が高い

新型コロナウィルスは「何十年も存在する可能性が大」と宮沢さんは言います。

そもそもコロナウィルスは1968年に発見されています。で、いまだに流行っているといいます。

また新型コロナウィルスと似ているウィルスは既にあると。このウィルスは11世紀に登場している。日本ではいえば平安時代。新型コロナウィルスと似たウィルスは約900年間存在している。これがウィルスの現実。

新型コロナウィルスにより1年間10万人死亡するはあり得ない

さらに宮沢孝幸さんは「新型コロナウィルスにより1年間10万人死亡するはあり得ない」と言っていますね。

そもそも1年で10万人死ぬ」と報道もされていたが、これは「1日700人死ぬ」ということ。で、こういう報道が行われるとみんなビビる。

しかし1日に700人が死亡することは絶対に無い。亡くなっても8千人。実際は2~3千人。武漢と同じ状態を前提に想定すると日本では、2~8千人くらいの死亡者。

これは武漢で新型コロナウィルスが発生したときにシュミレーションとして予測した数値。実際、これに近い。

と熱く語っていますね。

新型コロナウィルスの感染ルートを踏まえた対策を

新型コロナウィルスは、

・飛沫感染
・接触感染

が主な感染ルートといいます。

で、基本的に

・つばが飛ぶ状況を避ける(マスクを着用して会話をする)
・外出時に目鼻口を触らない

が大事であると。

また

・換気

も大事。
しかし換気もどこまでやれば良いのかは実際はわからない。わからないながらも換気は行ったほうがいいといった感じでしょうか。

以上、京都大学大学院教授の藤井聡さんと、ウィルスの専門家の宮沢孝幸さんによる、ライブハウス向けのコロナ対策でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です