アンバランスな夫婦関係・友人関係~天使と悪魔の組み合わせ

ご夫婦や友人同士となっている間柄の中には、
奇妙な関係があったりします。

それは、どちらかが足を引っ張っている関係です。

二人のエネルギーバランスが奇妙なんですね。
それは言動にも出ています。

どういうことかと言いますと、一方が人柄が良かったり、
オープンだったり、明朗なんですが、
片一方が、性格にクセがあったりして、相手の足を引っ張ることを言ったり、
内心小馬鹿にしていて、どこかツンと澄ましているんですね。

お互いが歩み寄っていない。
片方が心を閉ざしたままなんです。
そういう関係の組み合わせを、たまに見かけることがあります。

ま、会社とか、仕事の関係で、「権威」や「立場」によって、
こうした歪んだ関係が生じることはあります。
が、普段の友人関係や夫婦関係にも見られる場合があるんですね。

しかし大概、遅かれ早かれ、こうした関係は破綻します。
終わりを迎えます。
 

なので、こういう関係の組み合わせに遭遇しますと、
「マズいなあ」と思ってしまいます。
で、私も居づらくなってしまって、
「さて、どうして良いのやら」状態になることがあります。

やはり誰でも(健全なメンタリティの人は)、明朗な人柄を好むですね。
陰気で暗く、性格にクセのある人は、やっぱり敬遠される。

が、アンバランスな人間関係が生じている間柄に遭遇した場合。
片方だけと接する「えこひいき」な対応はできませんので、
「さて」と困ってしまうことがあるわけですね。
 

で、足を引っ張ることを言ったり、内心小馬鹿にしている側の人と
話しをしていると、時々カチンと来るわけですね^^;

相手を小馬鹿にする言い回しや、傲慢さが感じられるわけなんです。
「なんだろな、これ」って思うわけなんです。
で、よくよく観察していますと、やはり問題があるんですね。

一つのたとえで言えば「片方が天使」で「片方が悪魔」みたいな関係なんです^^;
で、天使側の人に「ちょっと、別れたら?」と言いたくなるのですが、
さすがに人間関係に亀裂を入れるようなことは安易に言えません。
黙って見ていることが多くなるのですが、
しかし「お気の毒だなあ」なんて思ったりもします。
 

で、確か物語の世界に、こういう設定があったと思うんですね。
素直で善良な人と、金持ちだけれども根性の悪い人。

シンデレラと、その継母&兄弟の構図。
貧しいけれども心きよらかな人と、金持ちだけでも根性が悪い人。
ムソルグスキーの展覧会の絵に出てくる
「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」もそうですね。

明と暗。
精と濁。
こうした構図を取る人間関係。

物語の設定の研究と人間心理の分析では、
確かこうした構図をあえて取るようにしていると、
そんなのあった記憶があります。
方や天使、方や悪魔の設定です。

が、リアルにも、こうした設定の人間関係があるわけですね。
 

で、結論を言ってしまいますと、一つの肯定的な見方としては、
天使的な人は悪魔的な人を助けるために
夫婦になったり友人になっているんだなあ、と。

いやいや、悪魔とくっつく天使に見える側の奥には、
実のところ屈折した依存欲求があったりします。

心理学的には、
・天使側には「共依存」の傾向がある
・悪魔側には「アスペルガー」な傾向があつ
お互い無い物に惹かれる、水と油の関係です。

こういう人間関係を取るのは、幼少期や生育過程において、
こうした人間関係を作りやすい体験をしてきているのかもしれません。
心理学でも説明できます。
が、しかしそれこそ前世からの因縁があるのかもしれませんね。
 

で、結局、天使に見える側も悪魔的な側も、
どちらも心を見つめ、見直し、入れ替えていく必要があるんですね。

天使側は、相手に依存しやすいということ。
相手が寡黙であることを良いことに、何でも聞いてもらえると勘違いしている点。
一方的に尽くしてしまう。

悪魔側は、相手から一方的に言い寄られるので、それにあぐらをかいて、
傲慢に振る舞ってしまう。
ますます悪癖を助長してしまう。
 

もっとも、心を入れ替えたならば、その夫婦関係にしろ友人関係は、
終わりを迎えるでしょう。

なぜなら、元より特殊な関係だからですね。
本来、お互いがキャッチボールできている関係ではないからです。

役目が終わったときに、その関係も終わる。
離婚するなり疎遠になるなどの現象が起きます。

夫婦関係や友人関係には、そういう関係もあるってことですね。
終わることでハッピーになる、次のステージに向かうということですね。

とまあ、人間関係における奇妙な関係のお話しでした。