天才・細野晴臣の歌謡曲の垢抜け無さ

日本のテクノの父とも言える
天才・細野晴臣さんを取り上げてみましょう。

平成の世になって、ハイクオリティなテクノポップが再び盛んになっています。
感慨深くもなります。30年前の再来ですね。

30年前もテクノポップが歌謡曲を制覇していた時代がありました。
この時代、席巻していたのが細野晴臣さんです。
細野さんは破竹の勢いで日本の音楽界に影響を及ぼしていました。

しかし細野晴臣さんが手がけたものはどこか垢抜けしないところがあります。
なんかこう、盆踊り的といいますか、洗練されていない土臭いものがあったりします。

そんな垢抜けない細野晴臣さんが手がけたものでも
ヒット曲が実は数多くあります。

たとえば
イモ欽トリオ/ハイスクール・ララバイ (1981)

ハイスクール・ララバイは学校でも流行りましたね。
しかし今にして見ると、すごいですね^^;
 

こちらは大ヒット、しかもトップアイドルの成功でした。
松田聖子/天国のキッス

当時は誰もが知っている歌謡曲でした。
この動画で細野さんはキーボードを弾いていますが、本業はベーシストですね。
鍵盤楽器もある程度こなすので器用なのでしょう。
ちなみに細野さんのベースは神の領域です。
ものすごいグルーブ感を出す素晴らしいベースを奏でます。

演奏家としてもトップクラスですし、作曲・アレンジの才能もずば抜けています。
音楽の教育を正規に受けておらず、ほぼ独学です。
天才ですね。

この天才・細野晴臣が松田聖子に提供した楽曲はほかにもあります。
「ガラスの林檎」
「ピンクのモーツァルト」
がそうです。
これらもヒットしました。
ヒットメーカーです。
凄すぎです。


 

細野晴臣さんは日本の「ジョルジオモロダー」ですね。

◎ジョルジオ・モロダーはテクノポップを完成させ世界に広めた功労者
https://www.yurubossa.com/giorgio-moroder/

細野さんが手がけたヒット歌謡曲はほかにもあります。

森進一「紐育物語」
中森明菜「禁区」
安田成美「風の谷のナウシカ」

は有名でしょう。
細野さんはちょっと垢抜けしない楽曲も作りますが、
実力は素晴らしいものがあります。
 

しかし、こんな感じでイロモノ扱いをされたアイドルもいます。
柏原芳恵/しあわせ音頭

この曲、作曲が細野晴臣、アレンジが清水信行という最強コンビによる楽曲です。
しかしなんともまあ、色物になっています^^;
清水信行は優れたアレンジャーでしたが、今、どうしているんでしょうかね。

柏原芳恵といえば、当時、アイドル歌手だったはずです。
こういう扱いになってしまうんですね。
 

また、こういうのもやっています。
スターボー/ハートブレイク太陽族

ほとんど無名のアイドルでした。
半分冗談でやっているかのようなノリを感じさせます。
ほとんど知られること無く消えています。
 

成功もあれば失敗も多い、それが細野晴臣さんですね。
密教のお坊さんになりたかったといいますから、面白いものです。
細野さんの音楽の根底には、密教的なものがあるのでしょう。

今、テクノポップをアイドルが歌って人気を博している時代になっています。
が、細野さんの頃の時代もすごかったです。

その後長い空白の時代がありましたが、
今こうしてからこうしてテクノポップがよみがえることに感慨深いものがあります。

そんな細野さんも、今やもう好々爺な感じです。