メール・SNSでコミュニケーションは成立する?~誤解が生じやすく粗雑な関係になりやすい

ネット掲示板やSNSで、議論している様子を見るときがあります。

電脳空間での文字バトル。

端からみていると、他人事であるが故に、
余興のようでもあって、冷静に観ていられます。
たまに、「へー」とか思える有益な情報もあったり。

しかし、当事者にしてみると、かなりイラつくでしょうね。
内心イライラしながらやっているケースが多くなると思います。

第三者が観ている分には、一つの情報として役立つこともあります。
しかし当事者にしていると、殺伐とするだろうな、と。
 

別段、議論をしなくても、文字だけのコミュニケーションは、
誤解を生じるときがあります。
またどこか物足りなさがあります。

そもそも情報量が、通常の会話とは全然違います。
ザックリしすぎて、物足りなさといいますか、
不正確に伝わりそうで怖いと感じるときもありますね。

特に「感情」「情緒」を伝えるとき、文字では物足りない。
やはり、面頭向かっての話しが一番です。
 

ですので私はいまだに、ネットでのコミュニケーションというのは懐疑的です。
懐疑的といいますか、そんな薄いやり方で大丈夫ですか?
といった感じを受けます。

もっとも何回かリアルであって、なんとなく話しが合いそうな方ですと、
むしろ文字コミュニケーションは間柄をより豊かにする効果があります。

また、文章の生み出すリズムや語感から、書き手の人柄が
ある程度、分かりますし、このリズムや調子が合いそうな方は、
不思議と実際にお会いしても、なんとなくしっくりきます。

ですので、文字だけでもコミュニケーションは成立すると言えるケースも
少ないですが、あると思います。
 

ですが通常、文字で伝えることができるのは、基本的に「知識」「事実」でしょう。
「書籍」と同じです。

個々の出来事に関する微妙なニュアンスや感情を文字で伝えるのは難しいでしょう。
よほど親しい人とかでないと、ちょっと難しいかなと思うところがあります。
 

そもそも、テキスト化されたものを扱う際、
「目」のみ情報を受け取り、解釈しますので、
脳処理のウェイトが占めます。

通常のコミュニケーションの場合、
目だけでなく、音声、そして「触覚」で空気を読みます。
この空気が出す情報量が、実はものすごい量があります。

しかし文字だけの場合、目だけから情報を受けて、
脳で解釈します。

文字を脳で解釈するとき、自分の「脳内リソース」で解釈します。

ですから、「相手が使った言葉のニュアンス」と、
「自分が受け止める言葉のニュアンス」に
食い違いが出てくることがあります。

これがトラブルに発展することがあります。
 

ですので、ネット掲示板などでは、オーバーヒートしてヒートアップし、
熱くなりやすいわけですね。

たとえば「あのねえ」という言葉でも、
親しみ気で言っているのか、
気楽に言っているのか、
上から目線なのか。

リアルで会話しているときは、
口調、雰囲気で瞬間に意味を察知します。

しかし、文字だけの場合、ニュアンスを解釈するのは、
相手の脳内リソースによります。

だから、文字だけでのコミュニケーションは怖いとも思います。

メールや文字だけで、コミュニケーションは
難しいのではないかと思う所以です。
 

もしも、メールなどの文字だけでコミュニケーションが成立するというなら、
それは粗雑であったり、大雑把であったり、薄い関係だと思います。

あるいは、細かいことが気にならない鈍感な方であるとか(失礼)。

私がアナログ人間なのかもしれませんが、やはり、実際に会った方が
長続きもしますし、よりよい関係でいられると思います。

やはり、最低でもリアルでお会いした上で、文字コミュニケーションを図る
というのが良いかと思います。

いや、リアルであった方ですら、誤解を生じる時もありますし^^;

文字だけのコミュニケーションは、誤解が生じやすいとも思います。

ですので、メールや文字だけの場合は、丁寧で礼節のある書き方をするのが
おすすめになってきます。

メールが使われた始めた頃、もう10年以上前ですが、
ネットリテラシーとして「メールの文章は、丁寧過ぎるくらいが丁度良い」と
言われて「なるほど」と。

とっかかりの最初の時点で、よい教育を受けたものです。
ネットリテラシーを教えてくださった方や書籍に、感謝していますね。
いや、ホント。

2013/07/03 21:57:32