白い恋人たち/フランシス・レイ〜無常なる世界の音楽

フランシス・レイ「白い恋人たち」

フランシス・レイ音楽の中でも有名なのがこれ。
「白い恋人たち」。

誰でも一度は聴いたことのある曲でしょう。
もう幼少の頃からフランシス・レイの曲は好きでしたね。

白い恋人たち/フランシス・レイ 13 Jours en France/Francis Lai

※引用先:Francis Lai Love Story Official

このはかなく、もろい感じが、なんかジーンとくるんですね。
「無常」というものです。

無常(むじょう)とは、仏教の用語です。
そして仏教が説く「真理」です。

無常とは、物事は常に変化していて、永遠ではないとする真理をいいます。

フランシス・レイの作品は無常観がある

フランシス・レイの音楽は、はかなくも脆い、そんなこわれやすいものを音楽にして表しているかのようです。

その、はかなくも壊れやすいものとして、特に「恋愛」に焦点を当てています。

ですが、恋愛に限らず、フランシス・レイの音楽の根底には、物事がうつろい変化する「無常」があることを感じとります。

で、ワタクシは子どもの頃から、こうした無常観のある世界は好きでした。

能、陶芸といった伝統芸能。

盆栽にも興味を持ったことがあります。

坐禅も然り。

静寂の中に「何かある」と思わせるものがありました。

そして、これは今でもそうです。

フランシス・レイのオフィシャル・チャンネル

と、この記事は、以前つけていたブログから引っ張り出して再投稿してみました^^;

2013/03/02

今から9年前ですね。

再投稿したのは、最近はオフィシャル・チャンネルが多くなって、著作権を気にしなくても音楽動画をブログで紹介できるようになってきているからですね。

フランシス・レイの作品は、いくつかはオフィシャル・チャンネルにアップされています。

名曲「男と女」はまだないようですけどね。

Francis Lai Love Story Official

ドミナント進行の連続が特徴のフランシス・レイ

それにしてもフランシス・レイの作品は、ドミナント進行の応酬ですので、切なく、はかないんですよね。

なんとも崩れ去るかのような滅びの美学を醸し出します。

昔は、この手の音楽にはエラく胸キュンしましたが、最近は、平らになってしまった感じですね。

でも、ふむふむ、いいですねなんて思っています。

オフィシャル・チャンネルはありがたい

オフィシャル・チャンネルに作品がアップされるようになってきていますので、ありがたい限りなんですが、ボサノバの一部は、まだまだなんですね。

今のところは割と売れ線の音楽とか、一部の昔の音楽ですかね。

こういうのがオフィシャル・チャンネルに作品がアップされている感じデス。

オフィシャルにある作品は、ブログに貼り付けても問題になりませんのでね^^

ありがたいもんです。

それにしてもブログを付け出してから結構な年数になります。

フランシス・レイの記事は、雑談ブログを始めた頃に書いたものですね。

今では、幾分、受け止め方にも違いが出てきています。

けれども、フランシス・レイの作品は、今でもいいなって思いますね^^

無常と悟りと覚醒体験

ちなみに記事中で紹介した「無常」。

この意味は「事実実物」「その通り」「今の様子」を言い表した言葉ですね。

今しかありませんが、時間を想定すると、変化し続けているので「無常」と言っているわけですね。

無常を理解することも大切ですが、一番大事なことは腹落ちすることですね。

覚醒体験や一瞥体験でも、実は悟りに近い感覚が生じます。

そのため「悟った」と勘違いする方々も多いんですね。

が、悟れば、二度と迷うことがなくなり、完全に腹落ちするそうです。

これが決定的に異なるようですね。

覚醒体験と悟りは似て非なるもの。

どういうことだったりしますが、フランシス・レイの話しから、こっちの話しに飛んでしましましたが、フランシス・レイの作品はいいですね。

どこか切なく、退廃的にも聞こえるんですが、エレガントなんですよね^^

品があるので、フランシス・レイの作品はいいんですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です