マスクかけぬ命知らず!スペイン風邪とコロナウイルスの広告は似ている

スペイン風邪と新型コロナの広告は似ている

週刊現代2020/5/2・9号にも掲載されていましたが、100年前のスペイン風邪。この当時に出回っていた広告たチラシが興味深かったですね。

スペイン風邪1918年~1919年にかけて大流行。で、この当時、感染拡大を防止するために作られた新聞広告やチラシがあり、大変興味深かったりします。

当時の時代感覚を出しています。が、新型コロナの今も本質は変わりがありませんね。

なんだか味わい深いものがあります。そんなスペイン風邪時代に出回っていた広告は、ネットにもあります。

マスクかけぬ命知らず!

まずはこちら。
コピーがスゴい。

◆恐るべしハヤリカゼのバイキン!
◆マスクかけぬ命知らず!
一撃必殺の如きの強烈なコピーですね^^;

咳一つ出ても外出するな

あとこちらもすごいですね^^;
https://www.asahi.com/articles/ASN4S4CYPN4FUTIL01M.html
◆この恐ろしき死亡率を見よ
◆流感の恐怖時代襲来す
◆咳一つ出ても外出するな
◆汽車電車人の中ではマスクせよ 外出の後はウガヒ忘るな

煽っていますね^^;
言葉をチョイスするセンスから、大正時代の時代感覚もわかります。

寛容性の無い同調圧力が跋扈する

それにしても「咳一つ出ても外出するな」というのは、コロナな今の「自粛しないのは非国民」といったマインドと根っこは同じですね。

怒りと厳しさの同調圧力があります。寛容性の無い同調圧力ですね。カルト宗教や過激派に通じるメンタリティです。

これはコロナな今の「自粛警察」もそうですね。自粛ポリスともいいます。過剰に自粛を求める人達です。奇妙な同調圧力。同じように狭い心から出ていますね。

スペイン風邪当時に売れたもの廃れたもの

ちなみに当時は、

・卵・薬が大売れ
・神社仏閣での祈祷が大人気で大繁盛
・旅館、温泉街は大打撃

だったといいます。こういうのは昔も今もあまり変わりませんね。

さしずめコロナ時代は、

・サプリメントが大売れ
・スピリチュアルグッズが大人気で大繁盛
・ホテル、交通業界は大打撃

といった感じで、構造そのものは似てきそうですね。

それにしてもコロナ禍は早く鎮静化して欲しいですね。ま、「アフターコロナ」といって、もう前には戻れないと言われていますけどね。

コロナによって新しい時代を迎えることになりますね。良くも悪くもです。

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