リーマンショックを超簡単3分で説明~コロナ恐慌との違いを理解

リーマンショックを超簡単3分で説明

コロナ恐慌が言われる最近では、世界恐慌やリーマンショックを引き合いに語れることも多くなっていますね。

ところでリーマンショックとは何だったのでしょうか?簡単に言えば、

  • 住宅バブルを利用したサブプライムローンを低所得者に組ませ、
  • このサブプライムローンなどを集めて新たな金融商品「CDS」を作り、
  • 投資銀行リーマンブラザーズがCDSを大々的に販売し、
  • 2008年にリーマンブラザーズが破綻し
  • 金融危機が世界中に広まった
  • これがリーマンショック
ということになります。

以下、リーマンショックを3分で説明いたします。

リーマンショックとは?

リーマンショック
2008年に起きた金融危機

アメリカ大手投資銀行
リーマンブラザーズが破綻。
63兆円の負債で破綻。

リーマンブラザーズの破綻により、
世界中に広まった金融危機。
それがリーマンショック。

アメリカはITバブルと9・11テロにより不況

2000年のアメリカ。
ITバブルが起きていた。
ドットバブルともいう。

しかし2001年~2002年にかけて崩壊。
またこの頃9・11テロが勃発。

このためアメリカは不況に。

FRBは不況脱却のために低金利政策を実施

そこでFRB(アメリカの中央銀行)は、
低金利政策を実施。
金利を下げてお金を借りやすくした。

企業の借入金を増やし、
設備投資を刺激するのが狙い。

また個人もローンを組みやすくさせようと。
これによって景気を回復させようとした。

で、2004年から住宅価格が上昇
この流れを受けて、サブプライムローンが登場

サブプライムローンとは

サブプライムローンとは、
返済能力が乏しい低所得者層でも
住宅ローンが組めるようにしたローン。

返済が怪しい低所得者が住宅ローン?
普通に考えればおかしな話し。

でも何故、可能なのか?

高額ローンを組んで、
途中で返済ができなくても大丈夫。

ローンの際、家を担保にしている。

で、この頃は、住宅価格が右肩上がり。
ドンドン値上がりしていた。

だからローン破綻になっても、
担保となっている家を売却すれば利益が出る

サブプライムローンとはこういうローン。
住宅価格バブルにあやかった、
いずれ破綻するローン。

住宅価格が上昇し続けるのでサブプライムローンは可能だった

サブプライムローンは、
住宅バブルにあやかったローン。

誰でも組めた。
当時は住宅の価格が上がりっぱなしだった。

ローンを組ませた銀行は必ず儲かった。
とにかくローンを組ませることができればOK。

なぜならローンが破綻しても儲かるから。
そんな異常な住宅バブル

サブプライムローンとはこういう理屈。

住宅価格が上昇し続けていた。
なので、各銀行はサブプライムローンを行った。

CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の登場

で、このサブプライムローンそのものを
金融商品にするアイディアが生まれた。

サブプライムローンを組んでいる会社から、
それを買い取って、新たな金融商品にした。
で、これを投資家に販売し始めた。

これをCDSという。
「クレジット・デフォルト・スワップ」

いろんなローンや保険などの債権を買い集めて、
ミックスにして、それを金融商品にしたもの。

水で薄めたようなもの。

仮に誰かローンが破綻しても、
水で薄めているので、
大きな損害が出ないように設計されている。

リーマンブラザーズはCDSの販売を大々的に行った

このCDSの販売を、
投資銀行のリーマンブラザーズが大々的に行った。

リーマンブラザーズは格付け会社と癒着していた。
なのでCDSはAAAのお墨付きも得ることに成功。

CDSは高利回りだったためバカ売れ。
しかもAAAのお墨付きだったので
ものすごく売れた。
世界中の金融機関も買った。

で、リーマンブラザーズは、
サブプライムローンの債権を
ドンドン買い取って、
CDSにして販売し続けた。

住宅価格も上昇していた。
サブプライムローンはますます増えた。

これに比例して、
リーマンブラザーズのCDSも激増。
バカ売れ。

住宅バブルの終焉とリーマンブラザーズの破綻

しかし2007年に、住宅価格が下落
住宅バブルがはじける。

同時に、CDSを購入した投資家は大損。
投資銀行も大損。

ついに2008年9月に、
リーマンブラザーズは倒産
63兆円の負債を抱えて倒産。
アメリカ史上、最大の企業倒産となった。

まとめ

住宅バブルに乗って、
低所得者にも住宅ローンを組ませる
「サブプライムローン」

サブプライムローンなどのローンや
保険を集めてミックスした金融商品CDSを発案。

CDSを大量に売りさばいたリーマンブラザーズ
住宅バブルが飛んだことによって、
リーマンブラザーズは破綻

これがリーマンショック

コロナ恐慌とリーマンショック

コロナ禍の今は、リーマンショックのような金融危機とは違いますね。

コロナ恐慌は、航空会社や交通サービス業、飲食業を端に発して、GDPが下落しています。構造的にリーマンショックとは異なります。

構造が異なりますので、リーマンショックは参考になりません。むしろ世界恐慌にほうが参考になるかもしれませんね。

いずれにしてもコロナ恐慌は前代未聞の様相を呈しそうです。

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