トルーマン大統領の「日本人家畜化」とジョン・スウィントン記者の演説

トルーマン大統領の「日本人家畜化」

経営科学出版で毎月配信している「河添恵子の国際情報アナライズ」というオーディオ番組。

刺激がすごいんですが、総じていえば有益な情報を配信していましてね。

YouTubeでは、ダイジェスト版がたまにアップされています。

◆調査報道 河添恵子TV / 公式チャンネル
で、2022年6月号では、仰天するようなことを言っていましてね。

それはアメリカのトルーマン大統領が「日本人家畜化」を述べていたと。

なんじゃそれ!?と思いましたが、その言葉とは次の通り。

猿(日本人)を「虚実の自由」という名の檻で、我々が飼うのだ。その方法は、彼らに多少の贅沢さと便利さを与えるだけで良い。

そして、スポーツ、スクリーン、セックス(3S)を解放させる。これで、真実から目を背けさせることができる。

猿(日本人)は、我々の家畜だからだ。家畜が主人である我々のために貢献するのは、当然のことである。

そのために、我々の財産でもある家畜(日本人)の肉体は、長寿にさせなければならない。化学物質などで病気にさせて、しかも生かし続けるのだ。

これによって、我々は収穫を得続けるだろう。これは、勝戦国の権限でもある。

これですね。

なんすか、これ!?

いやあ衝撃度120%でしてね。

トルーマン大統領の「日本人家畜化」の原文は見当たらない?

あんまりにも衝撃がすごいのでネットで検索してみました。

んが、このトルーマンが言ったという言葉の原文は見当たらないといいます。

なぬ?

で、結論を言いますと、上記のトルーマン大統領の「日本人家畜化」は、どうも出所が怪しいようなんです。

正確に言えば「わからん」。

ガセネタの可能性もあるってことです。

うーむ。

根拠のある情報を提示することの大切さ

しかし、なんていいますか。

河添恵子さんも、もっと根拠がハッキリした正しい情報を出して欲しいですね。

根拠が曖昧なグレーな情報は、さすがに控えていただきたいですね。

明らかに根拠や出典があるものを紹介しましょう。

河添恵子さんは、時々、ネットにある根拠脆弱な話しを取り上げて、あたかも真実であるかのように言う場合があります。

河添さんの話しのすべてが根拠脆弱ではないんですが、時々根拠が疑わしい噂レベルの怪しい話しを出してきます。

なので河添さんの話しは、おもしろいのですが、玉虫色であると思っています。噂程度の話しも混じっていますね。

根拠が明らかな事実を提示すべき

ちなみに、以下の話しは根拠がハッキリしている衝撃的な話しです。で、このように「根拠が明らか」「事実としてはっきりしている」情報を提示するのが望ましいですね。

根拠がはっきりしている話しとは、19世紀末のアメリカの新聞記者がロスチャイルドの配下にあったとい話しです。

19世紀のアメリカの新聞記者はロスチャイルド家の下僕だった

アメリカの新聞記者は、19世紀の後半で既に、ロスチャイルド家の飼い犬になっていたようです。

このことは1880年に、NYタイムズ記者「ジョン・スウィントン記者」がプレスクラブで演説した記録が残っています。

プレスクラブとは、大手記者メディアが集まった会場のようですね。記者が集まる席上で、「ジョン・スウィントン」は爆弾演説しています。

1880年といえば、日本では明治13年です。もうこの頃から、アメリカの新聞記者は、ロスチャイルドの飼い犬であり、真実を報道できなくなっていたといいます。

1880年のNYタイムズ記者「ジョン・スウィントン」の演説

で、「ジョン・スウィントン」がプレスクラブで演説したスピーチが次のようなものだといいます。

世界史上、今日のアメリカに報道の自由などというものはありません。それはあなたがたもわたしも知っていることです。

あえて率直な意見を書こうとする記者は1人もいないし、たとえ書いたとしても絶対に印刷されることがないことは初めからわかっています。

わたしが勤め先の新聞社から給料をもらえるのは、正直な意見を書かないからこそであります。ここにいるみなさんも、同じことをして同じように給料をもらっているのです。

よしんばわたしの率直な意見が新聞に掲載を許されることがあったとしても、わたしはその日のうちに職を失うでしょう。

記者の仕事とは、真実を壊し、公然と嘘をつき、真実を歪曲し、人を中傷し、富の邪神にへつらい、国と同胞を売って、日々の糧を得るものであります。あなたがたもわたしも、それを承知している。

とすれば、報道の自由に乾杯するとは、なんとばかげたことでありましょうか?

われわれは、舞台の陰にひそむ金持ち連中の道具であり召使いなのです。われわれは操り人形であり、彼らが糸を引けば、それに合わせて踊るだけです。才能も可能性も人生も、すべては他人の手の内にあります。われわれは、知性をひさぐ娼婦なのです。

ご覧の通りです。
ジョン・スウィントン記者は歴史的な事実として残っています。

根拠・証拠・事実は欠かせない

やはり「根拠」「証拠」「事実」が欠かせないんですね。

憶測、推測であるなら、「そう思う」にすることが適切です。根拠が曖昧なものは取り上げないことが大切です。ジャーナリストの場合は特にそうです。

根拠が曖昧な情報は取り上げないこと。もし根拠脆弱なことを取り上げる場合は、その旨を言うことですね。

でありませんと、ガセネタが出回ってしまいます。

河添恵子さんの「国際情報アナライズ」は良いオーディオ番組だとは思いますが、時々おかしな話しが出てきます。

どうか微妙な情報を伝えるときは、「噂ですが」「根拠がはっきりしていませんが」という「但し」を言った上で発言していただきたいですね。

噂を真実であるかのように伝えるのは勘弁していただきたいですね^^;

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