自分も他人も同じように正当に評価できるできないは自信と感謝の有無が関係している

自分も他人も、同じ命のあらわれということが腑に落ちますと、自分も他人も、同じように、客観的にみつめることができるのではないかと思います。

自分の長所も、他人の長所も、そのまんま評価できる。それを、言葉にすることもできる。自分のことでも、他人のことでも。

「なんて、自分は、◎◎が素晴らしいんだ」
「△△さんは、◎◎が素晴らしい」

自分が素晴らしいと言うだなんて、「自慢」「自惚れ」と受け止められることがありますが、フラットな心から発しているなら、それは「自慢」でもなければ、「自惚れ」でもなかったりします。正当な評価になります。客観的な評価ですね。
けれども、別の問題が発生します。それは受け止める側の問題ですね。

こうした発言をすると、人によっては「何言ってるの」とか反発されたりします。フラットな心で、自分を正当に評価し、自分のことを「素晴らしい」と言っても、反発されてしまうことがあったりします。

しかし、これって実は、受け止める側が嫉妬心が強かったり、比較する心が強かったりするからだったりします。
嫉妬心、優劣心、比較する心、負けず嫌い。こうした心がありますと、他人がうまくいっていること、成功していること、よろこんでいる姿をみると、むしゃくしゃして不愉快になります。「フン」とか、「なにさ」とか思ったりして、「ばっかじゃない」と内心つぶやきます。

あるいは「自分はダメだ」と思ったりします。知的な人や上品な人になると、その心を抑え込んで、無自覚にしてしまいます。抑圧してしまい、怒りの塊や病気の根にしてしまいます。

嫉妬心、優劣心、比較する心、負けず嫌いが強いと、おおむね、このような反応がでてきます。

けれどもこれは、「自分への自信の無さ」、「感謝の気持ちが無さ」のあらわれだとも言われています。
これは、その通りだと思います。本当に自分に自信がでてきますと、自分を正当に評価もできますし、自分が好きになりますし、感謝する気持ちも出てきますし、自分がかけがえのない存在でることに気付くようになります。

と同時に、他人をも同じように評価できますし、好きになれますし、感謝する気持ちもでてきます。

これは決して自己愛性人格ナンチャラみたいなパーソナリティ障害ではないんですね。むしろ自分も他人も、正当に評価できないほうが、ちょっと困った状態なんですね。

自分に自信がありませんと、自分を正当に評価できなくなります。他人をも正当に評価できなくなります。

フラットに評価し、判断することができませんと、自分も他人も、正当に評価、判断ができなくなります。当然の道理ですね。
嫉妬心、優劣心、比較する心、負けず嫌い。自信の無さ、感謝の心の乏しさの裏返し。

こうした心は、他人をを積極的にほめ、評価することで、克服できるようになります。あるいは慈悲の瞑想をするとかをして、慈悲・ハートを育んでいくと効果があります。

相手の良い所を10個、30個見つけ出すトレーニングもあります。で、このトレーニングは、嫉妬心、優劣心、比較する心、負けず嫌い、自信の無さ、感謝の乏しさを改める方法になります。

ちなみに「いまここ」「あるがまま」はもっとも効果のあるアプローチになりますね。しかしながら使えそうなテクニックはフル動員して改めるのがおすすめです。

心を改めるテクニックは、今では、数多くあります。「ほめ日記」というのもあります。

ところで最近のスピリチュアルでは、「何もしなくても、うまくゆく」とか、「目標を持たないで宇宙におまかせしましょう」「心を操作して改めるのはよくない、効果が無い」とか言われていますね。

うーん、しかし、これらは実は「ある条件」を満たした人向けのアドバイスなんですね。ある条件とは、覚醒するとか、宇宙性に開かれるとか、向こうの世界(第五図世界)にジャンプすることなんです。

こうした体験があったり、感覚があったり、開かれている人に向けた言葉が、「リラックスして、あまりあくせくとしないで、のんびりやっていきましょう」といったアプローチなんですね。

しかし、これは、まだ開かれていない人には、ふさわしくない方法なんです。そういう意味では「間違った」アドバイスなんですね。
クセのある心は改めまたほうがいいんですね。ただ、そのやり方、取り組み方があるってことなんですね。大きくわけると

1.意志と潜在意識を使って改める・・・意志的/行動療法的
2.「いまここ」「あるがまま」「プレゼンス」・・・おまかせ的/瞑想的

という方法になります。

この2つは王道です。どちらも大切になります。

仏教にも「戒(シーラ)」と「瞑想」の2つがあるくらいです。「戒(シーラ)」は行動療法でもあります。「戒(シーラ)」と「瞑想」の2つのアプローチは、自分を改める、結果的に改まるアプローチでもあります。

クセを取ることは大切。改める必要のあるものは改める。意志を使って、改める、改善する。いまここ、あるがまま、プレゼンス系などの瞑想で結果的に改まる。

この2つの方法。どちらも大事なんですね。で、3年くらい腰を入れて努力していれば、変える・変わるようになります。

性格を変え運をよくする8つの方法【まとめ】

もっとも、どんなに頑張ってもできないこともあるのも事実です。こればっかりは仕方ありません。改まりにくいことがあるのも事実です。で、頑張って頑張って、いくら頑張ってもどうにもならないときは、そのときこそ諦めて「受け入れる」ものですね。

あるいは天啓気療を受けることですね。天啓気療はおすすめです。

◆天啓気療院北沢勇人
https://www.youtube.com/channel/UCuom4_TOQ4NgCp75dvoMtRw/

改めることを改めないで、「あなたは、そのままでいいんです」みたいな、スピリチュアルで流行している方法は、「わがまま」を増長することになりがちです。

確かに、「そのままでいい」というアプローチもあります。これも方法の一つになります。

が、これだけを行っていると、大概、わがままになってしまうだけなんですね。意志を使うことと、無意識になっておまかせすることの2つのどちらもが必要です。で、最初は意志を使う方法にウェイトが置かれます。仏教ではこれを「戒(シーラ)」と言っているんですね。

スピリチュアルに多い言葉に振り回されないほうがいいですね。基本的には、地に足を付けて改めていくようにしたほうがいいですね。

ただ、その取り組み方、向き合い方が大事ってことですね。くどいようですが、方法には2つあつってことですね。

意志を使った方法。
無意識になっておまかせする方法。

で、こうした「当たり前」のことを続けていく中から、成長したり、いろいろと開けてくるとかが起きてくるように思いますね。

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