陰謀論が嫌われる理由~ネガティブさと妄想

いわゆる「陰謀論」

ネットでいろいろとサイトを見ていると、
いわゆる「陰謀論」といわれる情報に目がとまります。

「陰謀論」はとかく悪く言われやすいものです。
嫌われます。

ですが、中には「真実」もあります。
証拠は明確でないところがあっても、核心を突いていて、
状況的に「ありえる」という情報も多いものです。

ですので、参考になったり、役立つ情報があります。

しかし妄想がパンパンで、頭がクラクラする話しもあります。
玉石混交な状態で、ごった煮になっています。

隠謀論が嫌われるのは妄想だから(明確な根拠が無いから)

陰謀論は「明確な根拠が無い」とか言われることもあります。
で、嫌われます。
妄想に思われるからですね。

しかし経済理論にも怪しいものもあります。
新自由主義はデフレ解消に役立たないと、
三橋貴明氏は指摘しています。

金融工学に至っては、欺瞞に満ちていたことが、
リーマンショックのときに明らかになっています。

こうした経済理論などが「正しい」として
何十年も信じられ(信じ込まされ)きた歴史もします。

新自由主義や金融工学こそ「陰謀論」
といってもいいかもしれません。
皮肉な話しですが。

このように見ますと、陰謀論も、経済理論や金融工学も大同小異です。
「エビデンスがある」といわれても、それが間違っていることもあります。
すべて「仮説」であり、「正しい」と断言できません。

間違っていても科学的ということと、
結果的に正しかったとすることは、
実利の面からいえば、そう変わりがありません。
どっちを採用するかということになるだけです。

陰謀論が嫌われるのはネガティブさから

ただ、「陰謀論」がとやかく言われる理由は、
その真偽といった信憑性よりも、
もっと他にあると思っています。

それは、陰謀論にある「ネガティブさ」です。
実はこれが問題です。

陰謀論といわれる世界には、
「悲観」「絶望」「否定」が多い傾向です。

「希望」「救済」「改善」といった明るい話しは
ほとんどありません。

一部の支配者や富裕層が世界を牛耳り、
過去も現在も未来も真っ暗なディストピア。

まるで不安を煽ったり、不安心理になるのが目的かのよう。
一種の自虐性を感じさせるものが少なくありません。

隠謀論に通じる不安を煽る「ノストラダムスの大予言」

で、この手のものは、「ノストラダムスの大予言」と同じです。
本質は、同じ。

不安に陥って楽しんだり、興奮しているかのようです。

「絶望するために、絶望的な話題を楽しんでいる」
という自虐性がなきにしもあらずのような。

なんかあえて「怖がる」心理を楽しみたいような。
お化けを見たがったり、怪談を楽しむ心理と
同じなのかもしれませんね。

で、おどろおどろしい世界に耽溺するのは、
メンタリティに「否定」「絶望」「不安」があるからですね。

自分自身の根っこの部分に、自虐性やネガティブさがあるから、
希望の見えない不安な話しに惹かれる。

ネガティブなメンタリティが、陰謀論と共鳴しているように映ります。

ネガに加えて、根拠が乏しい情報が多くなると、
「妄想」が強くなっていきます。

だからオカルト色が強く出るようになるんですね。
で、陰気な雰囲気と荒唐無稽さが強くなるので、
敬遠もされるのでしょう。

ネガティブさ妄想が多いものは敬遠されるのが当たり前

「陰謀論」は嫌われ、見下されるのは、
こうしたネガティブさや妄想性に満ちた
マイナスのメンタリティが見抜かれているからです。

陰謀論には、肯定的かつ希望のある代案や解決案がない上に、
根拠が乏しい情報にあふれています。
ここから妄想をふくらませ過ぎてしまってもいます。

で、これが気持ち悪いと感じる人が多いので、
毛嫌いをするのでしょう。

で、普通人が「その隠謀論はおかしい」とか言い出して拒絶とかすると、
「CIAによる妨害だ」とか、
「レプテリアンの攻撃だ」とか、
妄想をふくらませての疑心暗鬼になり、
ますますこの世界に入り込み、
混乱と妄想の度合いを深めていくこともみられます。
で、ますます嫌忌されてしまうようになります。

このことは、何も隠謀論に限りません。
ネガティブさ妄想が多いものは敬遠されます。

人の悪口を聞かされるのも嫌なものです。
根拠の無い妄想を聞かされるのも嫌。
どちらも嫌なものです。

しかし、世の中には、こうしたものを好む人が一定数いて、
そういう嗜好のある人達が、いわゆる「隠謀論」を好むのかもしれませんね。

明朗で根拠のある隠謀論が望ましい

隠謀論は、その取り組む姿勢を改める必要がありますね。
隠謀論が嫌忌されるのは、ネガティブさ妄想が渦巻いているからです。
取り組む際の姿勢やメンタリティに問題があるからです。

暗く、ネガティブなオーラ全開で、誰が近づきますか。
不安を好む人しか近づきませんって。

ですので、隠謀論も、もう少し科学的になるといいますか、
根拠に基づいて話しを展開するようにしたほうがいいですね。
妄想的な根拠や、想像をふくらませた根拠ではなく、
もっと具体的で、明確な根拠です。

また明朗な姿勢で向き合うこと。

この2つが大切です。

陰謀論の中には有益な情報もある

陰謀論の中には、いい情報があります。
「真実」もあります。
「掘り出しもの情報」もあります。

また真実などを探していく価値もありますし、要もあります。
お宝情報の山でもあるんですね。

そのためには、分析力、証拠の基づく情報の収集など、
冷静な姿勢が求められます。

もっとも通常は、明確な根拠のある情報や、
確かな情報以外は、
深入りしないでほどほどくらいが
丁度いいとも思っています。

そうはいっても、掘り出しものや有益な情報もありますし、
ついつい見てしまうことも少なくないのが
陰謀論の世界だったりします。

で、世界を悪くしている存在を、いち早く指摘していたのも、
この陰謀論の世界でした。

隠謀論で言われていることも一般的な見解になってきている

今では 一般書にも、いわゆる「隠謀論」の世界で指摘されていた
内容を著したものの数多く出回っています。
「まだGHQの洗脳に縛られている日本人」という一般書も出ています。

これなどは、一昔前の陰謀論です。
「GHQの洗脳」なんて言いますと、笑われた時代もありました。

が、ケント・ギルバード氏のこの本は、話題になっています。

一昔前の陰謀論が、今では「常識」になってきています。
世間でも共有されいます。

嗅覚と感性の鋭さでとらえたことが隠謀論には多い

陰謀論の世界は、その嗅覚の鋭さと、直感で物事の本質をズバリを見抜き、
いち早く問題点をキャッチする、優れた感性のある世界です。

陰謀論は核心を突いたものが多いのですが、
ネガティブな姿勢で関わっているため、
多くの人に受け入れられなくなっています。

「ネガティブマインド」で接することが多い限り、
一般大衆の賛同や理解は、まず得られないでしょう。

せっかくいいところを突いていながら、
賛同が得られにくいことになっていて、
ちょっと残念な気がしています。
2013/08/09 08:52:00

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