フォトグラフィックメモリーの世界~驚異的な写真記憶

フォトグラフィックメモリーの世界~奥村隆氏の驚異的な写真記憶

フォトグラフィックメモリーの持ち主の手記が興味深いです。

◎奥村隆「息子と僕のアスペルガー物語」
http://gendai.ismedia.jp/category/okumura

奥村隆さんという方の体験記です。

フォトグラフィックメモリーは、見た瞬間や、数回見ただけで、全てを写真のように記憶してしまう能力です。見た物事を写真のように記憶する特異能力です。

フォトグラフィックメモリーは、サヴァン症候群の患者によく見られる現象です。アスペルガーであるとか。

でも、この辺りは微妙なものもあるように思います。

お釈迦さまの高弟もフォトグラフィックメモリー

フォトグラフィックメモリーは健常者の中にも見られます。

たとえば、お釈迦さまの弟子にも記憶力が抜群な方がいたことです。アーナンダという方です。

博覧強記で、お釈迦さまが言われたことの全てを克明に憶えていました。

今、お経が残っているのも、このアーナンダのお陰です。アーナンダが、聞き覚えてていたことを文字化していったものがお経の原型です。

知人にフォトグラフィックメモリーがいる

実は私の知り合いに、フォトグラフィックメモリーの方がいます。なので写真記憶の世界はよくわかります。

フォトグラフィックメモリーの方は、一度見た光景や音は、しっかり憶えます。

動画のように記憶します。意識しなくても、自然と脳に焼き付いていくといいます。凄まじい記憶力で、本当に舌を巻きます。

他人が言ったことの日時、場所、内容の全てを鮮明に記憶しています。メールなどでも送受信した日時も、全部憶えています。

見たもの、聴いたものは全てDVDや動画のように記憶されるといいます。

海外ドラマの「アンフォゲッタブル 完全記憶捜査」の世界です。

ホント、凄まじい能力です。見たこと、聴いたことを全て憶えているんですからね。

ですが、まったくノーマルな方です。といいますか謙虚で落ち着いていて、奥ゆかしい方です。

アスペルガーとか、そういったのではありません。人との距離間も適切ですし、コミュニケーション能力も普通にあります。

フォトグラフィックメモリーはアスペルガーって本当?

フォトグラフィックメモリーの方は、アスペルガー?といった指摘もあるようなのですが、本当にそうなのでしょうか?

少なくとも、私の知り合いは、そうではなさそうです。ノーマルな感じを受けます。

が、フォトグラフィックメモリーはアスペルガーといった指摘もされています。

この違いは何なのか。

思うに、煩悩の多寡でしょう。
また、アスペルガーといわれている症状の正体も、煩悩の多い少ない、強い弱いと関係しているのではないかと。

煩悩が強かったり多いと、常に、心にストレスを帯びている状態になります。これが、言動に、ぎくしゃくしたものや抑圧傾向を生み出します。

こうした状態の中で、もっとも苦労するのは、高い能力を持った人でしょう。

フォトグラフィックメモリーといった際だった能力を持った人であるなら、なおさら苦労することでしょう。

心の苦しみは煩悩の多寡・強弱

フォトグラフィックメモリーという卓越した能力があるから苦労したり、悩んだりするということではなく、心が反応するアクションが強かったり、多くのことで反応しすぎてしまうから苦しむことになるのでしょう。

これは、プラス思考とかマイナス思考とかは関係ありません。

煩悩が強いか弱いかです。
わかりやすくいえば、感情が激しいか、穏やかか、ということです。

高性能エンジンを搭載した車は、それなりの頑強な車体が必要です。

これと同じで、高い能力を持った人は、同様に心のバランスやきめ細やかさが必要になってきます。

でなければ、高性能エンジンがおかしくなるか、車体が壊れます。能力と心とがアンバランスになってしまうということですね。

心が反応しすぎて巻き込まれたままなので苦しみをおぼえる

しかしながら、フォトグラフィックメモリーの才能で苦労するケースは、瞑想や気功の世界から見ると興味深いところがあったりもします。

いかなる才能があろうとしても、心は反応します。心が反応しすぎて巻き込まれたままなので、人は苦しみをおぼえることが多かったりします。

ですので、その心の反応の仕方を客観視、観察することから、心も落ち着きを取り戻すことも少なくありません。

そうして、これを瞑想化したものがあります。これこそが、昨今話題になっている「マインドフルネス」だったりします。

ルーツはテーラワーダ仏教。ヴィパッサナ、サティといわれる瞑想ですね。

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